ferrichromeとは? わかりやすく解説

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フェリクロム

分子式C27H45N9O12
その他の名称11,14,17-Tris[3-[acetyl(hydroxy)amino]propyl]-1,4,7,10,13,16-hexaazacyclooctadecane-3,6,9,12,15,18-hexone、デスフェリクロム、Desferrichrome、1,4,7,10,13,16-Hexaaza-3,6,9-tris[3-[acetyl(hydroxy)amino]propyl]cyclooctadecane-2,5,8,11,14,17-hexone、フェリクロム、Ferrichrome
体系名:11,14,17-トリス[3-[アセチル(ヒドロキシ)アミノ]プロピル]-1,4,7,10,13,16-ヘキサアザシクロオクタデカン-3,6,9,12,15,18-ヘキサオン、1,4,7,10,13,16-ヘキサアザ-3,6,9-トリス[3-[アセチル(ヒドロキシ)アミノ]プロピル]シクロオクタデカン-2,5,8,11,14,17-ヘキサオン


フェリクローム

(ferrichrome から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 06:34 UTC 版)

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フェリクローム

フェリクロームが鉄原子(橙)を捕捉している様子のイメージ
識別情報
CAS登録番号 15630-64-5 
PubChem 27424
特性
化学式 C27H42FeN9O12
モル質量 740.52 g/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

フェリクローム(Ferrichrome)とは環状ペプチドの一つである。原子と配位結合錯体を形成することを最大の特徴とする。自然界ではある種の微生物によって合成され、シデロホアとして機能する。3つのグリシン残基と3つの改変オルニチン残基(ヒドロキサム酸残基[-N(OH)C(=O)C-]を持つ)から構成される。環境中の鉄との錯体形成の際には、3つのヒドロキサム酸の計6個の酸素原子が鉄(III)と結合し、ほぼ完全な正八面体の構造となる。

フェリクロームは1952年に初めて単離された。このとき、アスペルギルス属Aspergillus)、ウスチラゴ属(Ustilago)およびアオカビ属(Penicillium)の真菌から合成されたものが分離された[1]

脚注

  1. ^ Ferrichrome, Virtual Museum of Minerals and Molecules, University of Wisconsin


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