クローズドループ試験(操縦安定性)
操縦安定性の試験において、運転者がクルマの応答状態に応じて修正操作を行いながら所定のタスクを実行し、クルマの運動性能を評価する試験をいう。レーンチェンジ、スラローム試験、修正操舵を伴う直進安定性試験などがある。一般に、運転は道に沿って走ることを目的にクルマの動きを予測した操舵と、その結果をフィードバックした修正操舵で行われるクローズドループの運転操作である。したがって、クルマの運動特性は人の感覚と整合する必要があり、クローズドループ試験は、真にクルマに求められる性能を評価する試験といえる。ただし、人の特性には運転技量を含めて個人差があり、また時間的に変化するため、試験の再現性に課題がある。
反対語 オープンループ試験(操縦安定性)参照 人間―自動車系
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