Walzer Donauwellenとは? わかりやすく解説

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イヴァノヴィチ:ワルツ 「ドナウ川の漣」

英語表記/番号出版情報
イヴァノヴィチワルツドナウ川の漣Walzer "Donauwellen"作曲年1880年 

作品解説

2007年11月 執筆者: 齊藤 紀子

 イヴァノヴィチ(1845?-1902)はルーマニア作曲家で、軍隊楽長務めていた。この曲は、イヴァノヴィチ自身組織していた楽団のために作曲した作品ピアノ・ソロのために編曲したのである序奏開始し、そこに4つのワルツが続く形をとっており、フィナーレ華麗に盛り上がり見せた後、曲を締めくくる序奏は、まず、アレグロ・モデラートの4分の2拍子で、左手メロディーを歌う。続いて後半アンダンテの4分の4拍子となり、右手メロディーを歌う。このメロディーは、第1ワルツにおいて4分の3拍子に形を変えられ、再び姿を現す。そして、第2ワルツのアレグロ・ヴィーヴォ、第4ワルツのアッレグレットと多様な顔が並ぶ。フィナーレは、序奏前半右手同様にトレモロ特徴的な部分開始するその後イ短調ワルツ挟んでハ長調となる。この曲全体終結部分は、再びトレモロ特徴的であり、ハ長調トレモロ印象づけて曲を閉じる。

ヨシファ・イヴァノヴィチ 『ダニューブ河の漣』 全音楽譜出版社 1967年




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