WEP2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 03:57 UTC 版)
「Wired Equivalent Privacy」の記事における「WEP2」の解説
802.11i の初期のドラフト版にあった間に合わせ的なWEP強化策である。WPAやWPA2に対応できない機器でも実装可能な場合があった。初期化ベクトルと鍵の両方を128ビットに拡張したものである。初期化ベクトルの重複を防ぎ、総当り鍵攻撃を防止できることが期待されていた。 WEPが根本的に不完全だということが判明すると(つまり、初期化ベクトルと鍵のサイズだけの問題ではない)、WEP2の名前は消えた。ただし鍵長を拡大するという対策はWPAのTKIPにも採用されている。
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