OCO注文
別名:OCO order、OCO、One Cancels the Other注文、W指値注文
英語:One Cancels the Other order
主に外国為替証拠金取引(FX)を行う際に、一度に2つの指値注文を出すこと。
例えば、1ドル84円30銭で買いポジションがある場合、84円50銭と84円10銭の2つの値に売り注文を出すことが可能。前者は利益確定の注文であり、後者は損失限定の注文(損失を抑える注文)となる。
また、今のレートが84円30銭の場合、83円40銭で買い注文、85円20銭で売り注文を出すことも可能。
OCO注文では、2つの注文のうち1つが約定されると、片方の注文は自動的に取り消される。
なお、IFO注文は、OCO注文とIFD注文を合わせた注文方法である。
W指値
別名:W指値注文、ダブル指値、ツイン指値、ダブル指値注文、ツイン指値注文
保有している株式を、現在よりも高い価格、および、安い価格で指値すること。あるいは、その注文方法のこと。条件付き注文の1つ。
W指値は、もう少し高くなったら売りたいが売り逃して損はしたくないといった時に用いることが多い。例えば、1株あたり500円で購入した株式が、現在550円まで上昇しているとする。この時、580円で売りの指値注文をして、520円で売りの逆指値注文をする。これにより、最大利益と最小利益を確定することができる。
なお、指値注文が値幅制限により満たされない金額の場合にはW指値注文は成立しない。よって、逆指値注文の金額に達しても約定はされない。
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