トップドライブドリリングシステム Top Drive Drilling System
トップドライブドリリングシステムの構造は,大きく分けてドリルストリングを回転するモータ部,ドリルパイプを接続したり戻したりするためのパイプハンドリング部,および掘削泥水を送るためのスイベル部からなり,従来ケリーとロータリーテーブルが果たしていた役割を完全に代行できる。フックブロックから吊り下げて使用されるものが多い。駆動方式には2種類あり,直流モータで駆動する方式と油圧モータで駆動する方式がある。またトップドライブシステムの回転反力を支えるためのガイドレール,およびガイドドーリーが必要である。ケリーを使用する掘削方法と比べてトップドライブシステムは,揚降管作業の途中でも直ちにドリルパイプとの接続が可能であるため,坑内状況が悪い場合は速やかに循環に移れる。またドリルパイプスタンドを上部から直接回転できるのでリーミング作業が容易であり,バックリーミングも可能である。 | |||||||
分野 | 櫓下機具 | ||||||
同義語 | パワースイベル | ||||||
関連用語 | |||||||
類似語 | TDS, トップドライブシステム, オーバーヘッドドリリングシステム, RBS, レイズドバックアップシステム | ||||||
略語 | TDDS | ||||||
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「Top Drive Drilling System」の例文・使い方・用例・文例
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