Tech_Saturnとは? わかりやすく解説

Tech Saturn

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/02 18:00 UTC 版)

TECH SATURN』(テックサターン)は、かつてアスキーから発行されていたセガサターン専門のゲーム雑誌。ゲーム体験版や雑誌独自のデジタルコンテンツを収録したセガサターン用CD-ROM付きで、価格は1280円であることが多かった。

略称は「てっさ」。雑誌マスコットもそれに合わせてフグの「てっさ君」である。これはフグの刺身を“てっさ”と呼ぶことに由来している。

沿革

1995年6月に『TECH サターン通信』として創刊。1996年10月より『TECH SATURN』に誌名を変更。1997年9月にアスキーのリストラによる突然の休刊(事実上の廃刊)を迎えた。季刊、隔月刊、月刊と変遷した。

最終号では、誌面(及び付属CD-ROM)が急遽決定した廃刊に対処しきれず、大半のコーナーが翌月号以降への布石を打ったままの状態で掲載された。巻末の編集後記+次号予告的なコラム「事情通が語る“てっさ”の本音」では、廃刊に際しての編集部の困惑と未練、開催予定だったイベント・読者投稿募集の中止告知などが記されている。その隣には、「11月号ではコレをやる予定だったんですけど……」として、翌「11月号」に収録されるはずであったコンテンツも併せて載っていた。

なお、アスキーからは後にセガ系統のゲーム機・ソフトを扱う雑誌として、『ファミ通DC』が創刊されている。

誌面

・サターン新作Express
・超・新作情報
・てっさスポーツ
・レトロ特急サターン號
・フロンティア通信
・まわりはど〜なの?
・ソフトインプレッション
・テック編集部ゲームだより
・超絶!!土星通信
・Varios Essay
・今月の1本
・体験版のすべてがわかる〇〇ページ
・移植王
・サターン友の会

 出処不明の奇妙なイラストがページの各所に散      りばめられており、本誌のコーナーの中でも異彩を放っていた。

 ・全大募集

CD-ROM

・32偶像(アイドル)サタンちゃん
・さるやまハゲの助アワー
  • 1ch:『いたち草』・・ - サウンドノベル風ゲーム。誤った選択肢を選択すると即ゲームオーバーとなる。
  • 2ch:カラーバー(試験電波放送中 - コンテンツなし)
  • 4ch:『ドキュメント カルトゲーム』
  • 6ch:『つくだばんぱくん』
  • 8ch:『宇宙軍艦にっぽり』・・ - 宇宙戦艦ヤマトのパロディ短編アニメ。TechWinに収録されていた『暴虐大帝えのしま』のスピンオフとも言える作品。本編はオープニングテーマやエンディングテーマよりも短く、その時間は僅か30~40秒前後であることが多かった。
 ・増刊AM2研通信
 ・デジタル土星通信
 ・ポリゴン伯爵

編集長

・山川真太朗

関連項目





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