タカアミラーゼA
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 06:21 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動タカアミラーゼA(Taka-amylase A)は、コウジカビAspergillus oryzae由来のα-アミラーゼであり、典型的なα-アミラーゼ。
概要
明治27年(1894年)に高峰譲吉がAspergillus oryzaeの小麦麩(ふすま)に麹菌を働かせた麹麩から、タカジアスターゼを発明した。このタカジアスターゼの原末には、タカアミラーゼA、グルコアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの多くの酵素が含まれていた。1951年に赤堀四郎が初めてこの原末からタカアミラーゼAの結晶化に成功し、その30年後(1984年)に、松浦らによってX線結晶構造解析がされた。α-アミラーゼのモデル構造[1]。
関連項目
出典
- ^ 『澱粉の科学と技術』 ISBN 978-4990528706
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