TGA III型に対する術式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/18 08:17 UTC 版)
「大動脈スイッチ手術」の記事における「TGA III型に対する術式」の解説
肺動脈狭窄(PS)を伴っているTGA III型にはジャテン手術は適さない。術式と手術時期はPSの程度で決まるが、チアノーゼが臨床的に有意であればまずBTシャントを行う。この時に心房間交通が十分でなければバルーン心房中隔裂開術(英語版)を行う。PSが適度で有意な心不全、チアノーゼを示さないものはそのまま年齢を待ち、後にラステリ手術、または右室流出路を自己組織を用いて再建する方法であるREV手術(Réparation à l'Etage Ventriculaire)を行う。
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