TF110
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/25 20:57 UTC 版)
コンストラクター | トヨタ |
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チーム | トヨタ |
エンジン | トヨタRVX-10(?) |
デザイナー | パスカル・バセロン (シャーシ部門シニア・ゼネラル・マネージャー) |
出走時期 | 2010年向け |
備考 | トヨタF1撤退のため、GP本番走らず |
トヨタTF110は、トヨタが2010年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。前年11月のトヨタF1撤退発表でF1で走ることはなかった。
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TF110
特徴は主に、極限まで高く持ち上げたノーズとこれまでで最も顕著・極端とされるマルチディフューザー、車高調整システムの搭載[1]。マシンは2台が製作され、1台はカーボン地のまま[2]、もう1台はトヨタのF1撤退後に人員やマシン・エンジンなどを引き継ぎ2010年F1参戦を目指し提携を行ったステファンGPの要望により赤に塗装。 マシンはトヨタF1撤退後のTMG内部公開の際にも風洞にモデルが入れられたままで完全公開はされていなかったが、2010年5月5日にTMG内で公開・走行が行われた。走行担当は、中嶋一貴[3]。
余談だが、TF110に搭載されていると報じられた車高調整システムは、(全く同じ仕組みのものかは不明なものの)圧倒的速さを誇るレッドブルのRB6に搭載されているとされ、マクラーレンから抗議が出された上で同機構開発を宣言、それを受けFIAが禁止徹底を通達している。
スペック
シャーシ
エンジン
脚注
外部リンク
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