Skeptic's Dictionary
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/14 08:10 UTC 版)
The Skeptic's Dictionary | |
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URL | |
http://www.skepdic.com/ | |
タイプ | オンライン辞書 |
分野 | 科学、哲学、疑似科学 |
使用言語 | 英語 |
項目数 | 509項目[1] |
閲覧 | 無料 |
登録 | 不要 |
著作権 | コピーライト[2] |
設立 | 1994年[3] |
設立者 | ロバート・キャロル |
管理人 | ロバート・キャロル |
執筆者 | ロバート・キャロル |
編集委員 | なし |
査読制度 | なし[4] |
現状 | 稼動中 |
The Skeptic's Dictionary(ジ・スケプティクス・ディクショナリー)は、ロバート・キャロルが執筆している、迷信、オカルト、疑似科学といったテーマについてのエッセイを多数収録しているウェブサイト。
概説
著者のロバート・キャロルはアメリカのサクラメント・シティー・カレッジで哲学科講師を務めている人物。同サイトは1994年、ロバート・キャロルによって50ほどの記事だけを元に始められた。その後少しずつ記事が追加・改訂されていき、2003年には John Wiley & Sons社 より、コンテンツが書籍として出版された[5]。その後も記事は追加されていき、2007年には記事数500本以上[1]、月間のアクセス者数で100万人以上[6]を数えるようになった。
2003年に同サイトの内容を書籍化した『The Skeptic's Dictionary: A Collection of Strange Beliefs, Amusing Deceptions, and Dangerous Delusions』が刊行された。2008年には、その日本語翻訳版『懐疑論者の事典』[7]が刊行された。
「Dictionary」あるいは「事典」と銘打ってあるが、現代の一般的な辞書や事典のように、数十名~数百名の研究者・学者が執筆し各項目をしっかりと査読してから出版されているものではなく、あくまでロバート・キャロルひとりで自由にエッセーを展開したものである。
コンテンツ
主なコンテンツは次のような領域に関連するものである。
参考文献
- ロバート・T・キャロル 『懐疑論者の事典』上、小久保温・高橋信夫・長沢裕・福岡洋一訳、楽工社、2008年10月。ISBN 978-4-903063-12-6。
- ロバート・T・キャロル 『懐疑論者の事典』下、小久保温・高橋信夫・長沢裕・福岡洋一訳、楽工社、2008年10月。ISBN 978-4-903063-13-3。
脚注
- ^ a b サイトのトップページより。「アブラカダブラからゾンビまで(from abracadabra to zombies)」というキャッチコピーのすぐ下に、現在の項目数が書かれている。最終アクセス日2007年5月7日。
- ^ permission to reprintのページより。最終アクセス日2007年5月7日。最終アクセス日2007年5月7日。
- ^ What is The Skeptic's Dictionary?のページより。最終アクセス日2007年5月7日。
- ^ 査読されていない。ただ、読者からのフィードバックに基づく記事の改訂などは行なっているとしている。reader feedback、PREFACEなどを参照。
- ^ The Skeptic's Dictionary: A Collection of Strange Beliefs, Amusing Deceptions, and Dangerous Delusions, John Wiley & Sons, 2003, ISBN 0-471-27242-6.
- ^ Skeptic's Dictionary 内のページ PREFACEより。最終アクセス日2007年5月7日。
- ^ 原著にはロバート・キャロルによる、資料の誤読や混同、確証バイアスなどによる誤った記述などが見られるが、翻訳版では訳注でこれらの点の訂正や補足が行われている
外部リンク
- Skeptic's_Dictionaryのページへのリンク