吉田郡山城の戦い
(Siege of Koriyama から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/08 00:14 UTC 版)
吉田郡山城の戦い（よしだこおりやまじょうのたたかい）は、天文9年（1540年）から天文10年（1541年）まで安芸国吉田の吉田郡山城（現・広島県安芸高田市）周辺で行われた、大内氏に従属していた毛利氏当主・毛利元就と尼子詮久（後の尼子晴久）との戦い。実際は城外での戦闘が主で、いわゆる籠城戦ではなかったため、郡山合戦（こおりやまかっせん）とも呼ばれる。
注釈
- ^ 詳細は毛利元就#家督相続及び相合元綱の項目を参照。
- ^ 野州とは下野国の別称であり、下野守であった久幸のことを指している。
- ^ 平賀興貞の父だが大内方。
- ^ 大内氏方の攻勢を受けていた頭崎城などから見ると、圧力をかけていた大内軍が分散したことにより、間接的に尼子軍の救援を受けたことになる。
- ^ 郡山の南西で連なっている「青山」（三塚山も含む）と「光井山」の総称。現在でも曲輪跡など（青山城・光井山城）が残っている。
- ^ 元就率いる毛利本隊から見ると、北西側（右翼）と南側（左翼）にそれぞれ伏兵を配置した形となる。
- ^ 長男・隆元の初陣については、この吉田郡山城の戦いとも、翌年の第一次月山富田城の戦いともされており、はっきりしない。
出典
- ^ 河合 1984, p. 124.
- ^ 河合 1984, p. 132.
- ^ 河合 1984, p. 137.
- ^ a b c d 河合 1984, p. 140.
- ^ a b c d e f g 歴史群像シリーズ9 毛利元就（1988年 学習研究社）
- ^ a b 歴史群像シリーズ49 毛利戦記（1997年 学習研究社）
- ^ 吉野健志「いわゆる安芸郡山城合戦の再評価」（『芸備地方史研究』228号 、2001年）
- ^ a b 山本浩樹『西国の戦国合戦』吉川弘文館〈戦争の日本史12〉、2007年。
- ^ a b 河合 1984, p. 141.
- ^ 『毛利元就郡山城籠城日記』
- ^ a b 河合 1984, p. 142.
- ^ a b 河合 1984, p. 143.
- ^ a b c 河合 1984, p. 144.
- ^ 河合 1984, p. 145.
[続きの解説]
「吉田郡山城の戦い」の続きの解説一覧
- 1 吉田郡山城の戦いとは
- 2 吉田郡山城の戦いの概要
- 3 背景
- 4 第一次侵攻（備後路）
- 5 参考文献
固有名詞の分類
このページでは「ウィキペディア」から吉田郡山城の戦いを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から吉田郡山城の戦いを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から吉田郡山城の戦い を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から吉田郡山城の戦いを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から吉田郡山城の戦い を検索 - 吉田郡山城の戦いのページへのリンク
