STARSHIPエンターテインメント
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/06 02:20 UTC 版)
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| 種類 | 芸能事務所 |
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| 略称 | スタシ |
| 本店所在地 | 大韓民国 |
| 設立 | 2008年1月5日 |
| 業種 | サービス業 |
| 事業内容 | 芸能マネジメント 音楽出版 |
| 代表者 | キム・シデ(STARSHIP代表) イ・ジンソン(キングコング代表) |
| 資本金 | 6416万ウォン[1] |
| 売上高 | 1370億9323万ウォン (2024年)[1] |
| 営業利益 | 225億6280万ウォン (同上)[1] |
| 従業員数 | 211人(2024年)[1] |
| 主要株主 | カカオエンターテインメント(58.17%)[1][2] ソ・ヒョンジュ(18.95%)[1] イ・ジンソン(3.41%)[1] |
| 外部リンク | starship-ent |
STARSHIPエンターテインメント(スターシップエンターテインメント、朝: 스타쉽 엔터테인먼트、英: STARSHIP Entertainment)は、韓国の芸能事務所。カカオグループ系列。K.will、SISTAR、BOYFRIEND、MONSTA X、宇宙少女、CRAVITY、IVE、IDID、KiiiKiiiらを輩出した。を輩出した。
概要
2008年1月、Big Hit Entertainment(現:HYBE)から独立したソ・ヒョンジュにより設立された。所属第1号タレントは、同じくBig Hitから移籍した男性ソロ歌手K.Willだった。2010年6月、事務所初の女性グループSISTARがデビューした。
2011年には、日本の朝日新聞の記事で紹介された。当時の概要については、「ソウル市南部の高級住宅街にある」「事務所には(中略)15人の練習生が在籍。ほとんどが事務所が用意した合宿所と呼ばれるアパートで共同生活を送り、学校が終わるとすぐダンスや歌の練習、日本語や英語の勉強に没頭し、午前0時ごろまで続ける。納得できなければ朝まで、休みは通常、月に1日程度だ」「毎日、入門希望のメールが届く。毎週土曜日に開くオーディションには毎回、10人以上が参加。これまでに計3千人以上が受けたという」などと書かれていた。当時の専務だった徐賢周は、SMエンタテインメント出身であると紹介されていた[3]。
2013年、韓国を代表する大手レコード会社「LOENエンターテインメント(現:カカオエンターテインメント)」の子会社となった[4]。
2015年5月、俳優マネジメント事務所キングコングエンターテインメントと戦略的パートナーシップを提携。2017年1月、キングコングエンターテインメントと合併し、「キングコング by STARSHIP」レーベル設立(合併法人の商号はSTARSHIPエンターテインメント)[5]。
社名が「STARSHIP(宇宙船)」であることから、歴代所属グループ名は宇宙・星にちなんだ名称が多かった。SISTAR(本来の英語のスペルは“Sister”)、MONSTA X(本来の英語のスペルは“Monster”)、宇宙少女、CRAVITY(“Creativity”と“Gravity”を合わせた造語)といった具合だった。しかし IVE以降では、宇宙・星とは関係性が無いグループ名となった。
業績
2020年前半ごろには、IVEがヒット曲を連発したことにより、業績が大幅に伸びた。2023年3月にSTARSHIPは、有償増資過程で自社の株当価額(주당가액)を718万ウォンに策定した。これを基準に算定した企業価値(エクイティバリュー、Equity Value)は922億ウォン(ポストマネーバリュー、Post-Money Valuation)だった。2025年8月には、株価は4609万ウォン、エクイティバリューは5914億ウォンに増加した。同時期には、ソウル特別市・清潭洞に所在する、延べ面積987.11㎡規模の建物を590億ウォンで買い入れ、財務安定性を強化した[6]。
他社との提携
STARSHIPエンターテインメントは、21世紀初頭ごろの韓国で相次いで設立された芸能事務所(韓国語では「演芸企画社」)の一つである。事務所同士の競争が激しい中でもSTARSHIPが、2020年代後半ごろでも複数の人気グループが所属する事務所として存続しているのは、2013年に大手レコード会社「LOENエンターテインメント(現:カカオエンターテインメント)」の子会社となったことが、資金調達や楽曲制作などで有利になったと思われる。
SMエンタテインメント所属のHearts2Heartsによるデビュー曲「The Chase」、STARSHIP所属のKiiiKiiiによるデビュー曲「I DO ME」は、いずれも同じく2025年2月24日に発表された。どちらも、ダンス系アイドルグループを手がけた実績が豊富な芸能事務所に所属する、新人女性グループだったことから、マスコミでは「ライバル対決」と評された[7]。しかし実際には、SM、STARSHIP両社とも、株式の所有関係から見れば、カカオグループ傘下である[8]。カカオの側から見れば、Hearts2HeartsとKiiiKiiiのセールスがどのような結果になったとしても、自社の利益である。
韓国の芸能専門テレビ局であるMnetで2010年代後半に放送されたオーディション番組「PRODUCEシリーズ」では、STARSHIP所属の練習生が積極的に参加した。2016年放送「PRODUCE 101」で結成された女性グループI.O.Iでは、STARSHIPからユ・ヨンジョンが参加し、解散後は宇宙少女に加入した。2018年放送「PRODUCE 48」で結成された女性グループIZ*ONEでは、STARSHIPからアン・ユジン、チャン・ウォニョンが参加し、解散後はIVEに加入した。2019年放送「PRODUCE X 101」で結成された男性グループX1では、ソン・ヒョンジュン、カン・ミニが解散し、解散後はCRAVITYに加入した。いずれも、PRODUCEシリーズで結成された期間限定グループで活動した後、STARSHIPに戻り、STARSHIP主導のグループに加入したパターンである。2020年代にSTARSHIPの稼ぎ頭となったIVEは、IZ*ONE時代の人気・知名度の高さを、上手く引き継ぐことができた。STARSHIPは、2010年代にカカオ傘下となり、Mnetの運営会社であるCJ ENMに複数の人材を派遣したことが、2020年代における飛躍につながった。
2016年に結成された宇宙少女は、中国と韓国で事業を展開しているYUEHUAエンターテインメント(現:YHエンターテインメント)と提携し、当初は韓国人と中国人の混成グループだった。しかし直後には、韓国政府がTHAADミサイルの配備を決定したことに中国政府が反発したことによって始まった「限韓令」の影響で、韓国人歌手が中国で活動することが難しくなった。2018年以降では、宇宙少女の中国人メンバー3人が、母国に芸能活動の拠点を移し、その後の宇宙少女は韓国人のみのグループとなった。
所属アーティスト
STARSHIP エンターテインメント
- K.Will(2007年 - )
- SISTAR(2010年 - )
- MONSTA X(2015年 - )
- 宇宙少女(2016年 - )
- CRAVITY(2020年 - ) - 日本におけるマネジメント及びファンクラブ運営はアミューズ[9]
- IVE(2021年 - ) - 同上[10]
- KiiiKiii (2025年 - )
- IDID(2025年 - )
STARSHIP X
- ジュヨン(2010年 - )
- Brother Su(2010年 - )
- #GUN(2016年 - )
- 他
KINGKONG by STARSHIP
俳優・女優
- コ・アラ
- キム・ボム
- キム·ギョンナム
- キム・シャナ
- キム・スンファ
- リュ・ヘヨン
- パク・ジュビ
- ソン・ウヒョン
- ソン・スンホン
- ソン・ジヨン
- ソン・ハユン
- シン・スンホ
- シン・ヒョンス
- アン・ソヨ
- オ・ソヒョン
- ウ・ヒョンジン
- ユ・ヨンソク
- イ・グァンス
- イ・ダヨン
- イ・ドンウク
- イ・ミヨン
- イ・スンホン
- イ・ジン
- チョン・ソミン
- チョン・ウォンチャン
- チョ・ユンヒ
- チェ・スビン
- チョン・ヨンミン
- チェ・ウォンミョン
- チェ・ヒジン
- チャン・ダア
- ハン・ミン
HIGHLINEエンターテインメント
- DJ SODA(2013年 - )
- Kiggen (2007年 - )
- dress (2015年 - )
- DJ Vanto (2018年 - )
- チャン・ソクフン(2017年 - )
- leon (2017年 - )
- fka (2018年 - )
- ソン・ミンジェ(2019年 - )
- ウォノ(2015年 - )
- ユ・スンウ(2012年 - )
- 他
過去の所属アーティスト
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- SISTAR(2010年 - 2017年)
- BOYFRIEND(2011年 - 2019年)
- Duetto(2017年 - 2021年)
- MIND U(2017年 - 2022年)
- チョン・セウン(2017年 - 2024年)
脚注
- ^ a b c d e f g “(주)스타쉽엔터테인먼트”. saramin. 2025年12月22日閲覧。
- ^ “(엔터지배구조) 최대주주 드의 주식보유 변동”. BIZ ENTER (2025年8月1日). 2025年8月1日閲覧。
- ^ 牧野愛博「なんてったって韓流アイドル 語学特訓・恋愛は御法度 日本に続々進出」『朝日新聞』2011年1月8日付夕刊
- ^ “로엔, 씨스타 소속사 스타쉽 인수”. 지디넷코리아 (2013年12月18日). 2013年12月18日閲覧。
- ^ “STARSHIP&キングコングエンターテインメントが合併…トップミュージシャンと俳優の相乗効果に高まる期待”. Kstyle (2017年1月3日). 2017年1月3日閲覧。
- ^ “(아이돌 IP 레버리지 레이더)'아이브 타고 날았다' 스타쉽, 기업가치 '6배' 껑충”. the bell news (2025年12月2日). 2026年2月27日閲覧。
- ^ “話題のKーPOPグループ「キキ」と「H2H」が同日デビュー ライバル対決の軍配は…”. 東スポWEB (2025年2月26日). 2026年2月28日閲覧。
- ^ “Hearts2Hearts、KiiiKiiiに言及「プレッシャーない、お互い良い影響与えたい」- デビューショーケース”. デバク (2025年2月24日). 2026年2月28日閲覧。
- ^ “韓国9人組アイドルグループ・CRAVITY 6月29日(水)・30日(木)に日本での初ファンコンサート開催決定! | 株式会社 アミューズ - AMUSE -”. www.amuse.co.jp. 2022年11月12日閲覧。
- ^ “韓国NO.1新人ガールズグループ・IVEがフジテレビ「バーチャル冒険アイランド2022」テーマソング大抜擢!! 「めざましライブ」にも出演決定! | 株式会社 アミューズ - AMUSE -”. www.amuse.co.jp. 2022年11月12日閲覧。
関連項目
- キングコング by STARSHIP
外部リンク
STARSHIPエンターテインメント
STARSHIP X
キングコング by STARSHIP
- STARSHIPエンターテインメントのページへのリンク