ST-735
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 08:38 UTC 版)
初段にL-735ロケットモータを用いた技術試験用ロケット。1号機は直径385mmの補助ブースタを備えた単段構成で、M-3SIIの開発に用いられた。全体がM-3SIIの相似形をなしており、空力特性の検証が行われた他、テレメトリデータの取得及び補助ブースタ切り離し機構の試験等が行われた。2号機は2段構成でM-Vの開発に用いられた。1段目切離しと2段目点火を同時に行うファイアインザホールと呼ばれる方式の試験や、SMRCによるロール制御、新型タイマの試験等が行われた。
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