SATA Revision 3.0 (6Gb/s) コントローラ出荷
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「マーベル・テクノロジー・グループ」の記事における「SATA Revision 3.0 (6Gb/s) コントローラ出荷」の解説
SATA Revision 3.0 (SATA 6Gb/s) コントローラチップの出荷を行っている。コンシューマ向けとして自作市場でも流通しており、インターフェースカードやマザーボード上に、「Marvell 88SE9128」や「Marvell 88SE9123」が搭載されている。製品表記として「Marvell 9128」や「Marvell 9123」と表記されている。なお、Marvell 88SE9128のみRAID構成に対応する。 コンシューマ向けSATA Revision 3.0 コントローラチップ製品では競合するメーカーが存在しなかったため、マザーボードで採用されているチップのほとんどがマーベル製となっていた。Marvell 88SE9123はリリース当初、パラレルATAとの互換性に問題があったとされ一時的に採用が見送られたが、ただちにこの問題を解消した新リビジョン版がリリースされ、各社においてチップの採用、販売が開始された。コンシューマ製品ではNEC製USB 3.0コントローラチップと同一の基板上に搭載され、単一製品として販売される事例が多い。 RAID構成に対応したSATA Revision 3.0 コントローラー製品化はマーベルが世界初である。 2010年にはSATA 6 Gb/sおよびSerial Attached SCSI (SAS-1.1/2.0)に対応した「Marvell 88SE9480」、「Marvell 88SE9485」 がリリースされた。同チップはPCI Express 2.0 x8をサポートしている。
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