S&W M39に関連する作品の一覧
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S&W M39に関連する作品の一覧は、アメリカ合衆国S&W社製の自動拳銃S&W M39に関連する作品の一覧である。
映画・テレビドラマ
- 『HAWAII FIVE-0』
- シーズン1においてチン・ホー・ケリーがM5906を、コノ・カラカウアがM3913 レディ・スミスを主に使用。
- 『あいつがトラブル』
- 南野陽子演じる美咲玲子がM39 デベルカスタムを使用[1]。デベルカスタムはM39を可能な限り小型化したカスタムガンで、日本の刑事ドラマ史上もっとも豪華なプロップガンではないかともいわれる[1]。作中で使用されたプロップガンの一丁は、収録後に南野へ贈られたという[1]。
- 『アンフェア』
- 雪平夏見(篠原涼子)がM3913 レディ・スミスを、安藤一之(瑛太)がM3913を使用。
- 『エイリアン2』
- ジェニット・バスクエス上等兵が使用。
- 『科捜研の女』
- 『ガントレット』
- 主人公のベン・ショックリー刑事(クリント・イーストウッド)がラスベガス市警察から奪った拳銃としてM59が登場する。
- 『グリマーマン』
- 主人公とコンビを組む、ロス市警のジム・キャンベル刑事(キーネン・アイボリー・ウェイアンズ)がM910を使用[2]。
- 『刑事スタスキー&ハッチ』
- ポール・マイケル・グレイザー 演じる、主人公コンビの一人デビッド・スタスキーがM59を使用する[3][4]。放映当時、日本では自動拳銃と言えばコルトガバメントやワルサーP38、ルガーP08が主流であり、スタスキーが腰だめのダブルタップで射撃するM59は斬新であったという[3]。普段ほとんど銃を連射しないスタスキーだが、シーズン中で一度だけ相棒の危機に名前を叫びながら撃ちまくるシーンがあり、「HEROS Gunバトル ヒーローたちの名銃ベスト100」では「多弾数は有事のため、無駄弾は撃たない。これこそが男」と取り上げられている[4]。
- 『刑事ナッシュ・ブリッジス』
- エバン・コルテスがM659を使用。
- 『コマンドー』
- カーチェイス中にサリーが車内から使用。
- 『コラテラル』
- 終盤にヴィンセントがメインアームのH&K USPを紛失し、代わりとして警備員のM59を奪って使用。ノバックサイトが装着されている。
- 『ザ・シールド ルール無用の警察バッジ』
- マイケル・チクリスが演じる、主人公ヴィック・マッキーがM4506を使用[5]。本作は銃規制の緩やかだったブッシュ政権時代に放映され、M4506の登場シーンも多かったことから、持ち手のチクリスよりもM4506の方が大金を動かしたのではともいわれる[5]。
- 『スピード』
- キアヌ・リーブス演じる主人公トラヴェン巡査が使用する[6]。
- 『ターミネーター3』
- T-Xがロサンゼルス市警察からM4506-1を奪い、ターゲットの暗殺に使用する。
- 『太陽にほえろ!』
- 神田正輝演じる「ドック」こと西條昭がM59のツートンカラーモデルを使用[3][7]。シリーズで初めてオートマチックを使用した刑事でもある。作中、銃を捨てろと言われた西條がマガジンを捨て、油断した犯人をチャンバー内に残った1発で撃つシーンがあるが、M59にはマガジンセーフティーがあるため、実際にこのような使い方はできない。本作がきっかけでS&W社の自動拳銃は国内で大人気となり、さまざまなメーカーからモデルガンやエアガンが発売された[7]。日本では『刑事スタスキー&ハッチ』や本作の影響から、原型のM39よりもM59の人気が圧倒的に高い[8]。
- 『特捜最前線』
- 第80話「新宿ナイト・イン・フィーバー」ではM59が物語を牽引するキーアイテムに据えられている。
- 『ハロー!グッバイ』
- 水谷豊演じる伊達晋作がM59を使用。
- 『トゥルーライズ』
- 遊戯銃が登場。
- 『トレーニング デイ』
- デンゼル・ワシントンがM4506を二丁拳銃で使用した[5]。
- 『バイオハザード』
-
J.D.サリナスがM5906を使用。
- 『バイオハザードII アポカリプス』
- ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)が、M5946(ダブルアクションオンリーモデル)を使用。
- 『ファースト・ミッション』
- カムの部下が使用。
- 『プレデター2』
- ダニー・アーチュリータがタクティカルライト付きのM4506を使用[9]。
- 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』
-
チュウ・タオ率いる麻薬カルテルの構成員がM39を使用。
- 『ポリス・ストーリー3』
- 麻薬王、チャイバがメイに対してM59を突き付ける。タイ将軍の護衛の1人がM5906を所持しており、チャイバらに対して構える。
- 『マイアミ・バイス』
- ドン・ジョンソン演じるソニー・クロケット刑事がシーズン3-4でM645、シーズン5ではM4506を使用[10]。とくにM645は作中での登場が多く、本作への登場がM645最大の名声ともいわれる[10]。
- 『リーサル・ウェポン2/炎の約束』
- ロジャー・マータフがM5906を使用。
- 『ルーキー』
- クリント・イーストウッド演じる、主人公コンビの一人ニック・パロヴスキー刑事がM4506を使用する[11]。作中では冒頭から発砲シーンがあり、クライマックスでは派手な銃撃戦を見せるなど見せ場が多く、リイド社の「HEROS Gunバトル ヒーローたちの名銃ベスト100」にも取り上げられた[11]。
- 『レザボア・ドッグス』
- ミスターホワイト(ハーヴェイ・カイテル)とミスターオレンジ(ティム・ロス)ミスターピンク(スティーヴ・ブシェミ)ミスターブロンド(マイケル・マドセン)がステンレスモデルのM659を使用。
- また、ミスターホワイトはM639も使用。
- ミスターピンクは使用はしてないがM6906をショルダーホルスターに入れていることが確認できる。
漫画・アニメ
- 『Angel Beats!』
- 死んだ世界戦線(SSS)のメンバー、日向が使用。
- 『Cat Shit One』
- パッキーを始めとするキャットシットワンメンバーがMk.22を使用。
- 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』
- 漫画版で、機動隊の銃器対策部隊が、渋谷に現れた異世界の兵士たちに対してM3913を使用する。
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
- 第37巻第1話「ニュー中川!の巻」にM659が登場。
- 『ザ・ファブル』
- 殺し屋の鈴木(偽名)がハッシュパピーを愛用する。
- 『鉄コン筋クリート』
- 木村がM6906を使用。
- 『ひぐらしのなく頃に解』
- 小此木がM39を使用。
- 『ブラックラグーン』
- 第4巻でレヴィの少女時代の回想シーンで登場。
- 『名探偵コナン』
- アニメ27話・28話で犯人がM439を使用。原作9巻のエピソードを基にした話で、犯人がどのようにしてM439を入手したかという前日譚も描かれる。
小説
- 深見真の作品
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- 『ヴァイス 麻布警察署刑事課潜入捜査』
- 主人公ら麻布警察署刑事課二係の刑事らがM3913を使用。
- 『ゴルゴタ』
- 警視庁捜査一課管理官の桑島警視が、M3913を四谷見附交差点での市街戦で使用。
- 大藪春彦の作品
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- 『獣たちの墓標』
- 主人公西城秀夫が沖縄の演習場で、米軍ウェポンキャリアから盗出して使用。
ゲーム
- 『Just Cause』
- 「Gallini M39 "Husher"」の名称で登場する。常にサプレッサーが装着されている。
- 『Phantom -PHANTOM OF INFERNO-』
- ドライがM5906を使用(二丁拳銃)。
- 『VIETCONG: ベトコン』
- 『九龍妖魔學園紀』
- 主人公の武器として使用可能。3566が登場。
- 『コール オブ デューティ ブラックオプス』
- DS版にサプレッサー付きのMk.22が登場。プレイヤーが使用できる。
- 『メタルギアシリーズ』
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- 『メタルギアソリッド3』
- 主人公ネイキッド・スネークの武器としてMk.22 mod0を使用できる[12]。実銃と異なり、作中では麻酔弾仕様にカスタムされたものという設定[12]。序盤から登場するほか、敵部隊との戦闘では本銃を使用してCQCアクションシーンが流れるなど、見せ場があって印象的な銃といわれる[12]。
- 『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』
- 『メタルギアソリッド ピースウォーカー』
- 『リトルバスターズ!』
- クドリャフカが渡される。
脚注
出典
- ^ a b c “S&W M39 DEVEL Custom 【この銃に会いたかった】”. ガンプロWEB. ホビージャパン (2025年1月25日). 2025年8月29日閲覧。
- ^ 牟田康二. “STORY TIME : グリマーマン「無敵の人」”. ハイパー道楽. 2025年8月29日閲覧。
- ^ a b c Toshi「俺の青春DAオート Smith&Wesson Mod.59」『月刊GUN Professionals』、株式会社ホビージャパン、2025年3月、38-51頁。
- ^ a b 『HEROS Gunバトル ヒーローたちの名銃ベスト100』リイド社、2010年11月29日、74-75頁。ISBN 978-4-8458-3940-7。
- ^ a b c Chris Eger (2014年1月14日). “Smith and Wesson 4500 Series Pistols: The pure 90s cop special (VIDEO)”. GUNS.COM. 2025年8月29日閲覧。
- ^ 牟田康二. “STORY TIME : スピード「バスガス爆発」”. ハイパー道楽. 2025年8月29日閲覧。
- ^ a b YAS. “WA M6906 / M6906 スピードマスター”. ハイパー道楽. 2025年8月29日閲覧。
- ^ Toshi. “元祖アメリカンDA9 S&W モデル39/59”. ガンプロWEB. ホビージャパン. 2025年8月29日閲覧。
- ^ 牟田康二. “STORY TIME : プレデター2 「宇宙人ロスに現る」”. ハイパー道楽. 2025年8月29日閲覧。
- ^ a b Chris Eger (2019年10月22日). “Miami Classic: The 80s-era Smith & Wesson Model 645 .45 ACP”. GUNS.COM. 2025年8月29日閲覧。
- ^ a b 『HEROS Gunバトル ヒーローたちの名銃ベスト100』リイド社、2010年11月29日、84-85頁。 ISBN 978-4-8458-3940-7。
- ^ a b c 結利晴信 (2024年10月14日). “【カスタムる日々】Mk.22 Mod0 “ハッシュパピー”【印象的劇中カスタム】”. ユニオンWEB. LAYLA. 2025年8月29日閲覧。
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