反射係数
【英】: reflection coefficient
地震波速度および密度の異なる地層の境界面に地震波が入射すると、その一部は反射し、他は透過する。入射波振幅を1としたときの反射波の振幅を反射係数と呼ぶ。これは入射角によって複雑に変化する。しかし、垂直入射の場合には簡単に次式で示される。 r =(ρ2V2-ρ1V1) / (ρ1V1+ρ2V2) ここに、ρ1、V1 は第 1 層の密度と速度、ρ2、V2 は隣接する第 2 層の密度と速度である。上式から分かるように、両側の地層のρ・V が異なるほど反射は大きい。ρ・V を音響インピーダンスと呼ぶ。(→擬似音響インピーダンス・ログ) |

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