Ramses Railway Stationとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Ramses Railway Stationの意味・解説 

ラムセス駅

(Ramses Railway Station から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/09 19:05 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
駅構内の様子
(2012年7月9日)

ラムセス駅(アラビア語: محطة مصر‎、英語: Ramses Railway Station)は、エジプトの首都カイロにあるエジプト鉄道(エジプト国鉄)のターミナル駅[1]。駅名は古代エジプト王朝時代ファラオアブ・シンベル神殿を建てるなどしたラムセス2世に由来し[1]1955年にはナセルによって駅前の広場にラムセス2世像が建てられた。

もともと当駅はミスル駅と呼ばれ、1856年にカイロとアレキサンドリアを結ぶ鉄道路線の終着駅として建設された。現在の駅舎は1892年に新たに建設されたもので、1955年に改築されている。また最近の駅前広場の整備を含む再改築は2013年末頃に完成し、一部共用を開始している。なおラムセス2世像は2006年8月25日に当駅前からナイル川を越えてギザへ移転され、現在はピラミッド地区のレマイヤ広場北側に建設中の大エジプト博物館敷地内、リングロード沿いに設置されている。

駅前には10月6日高架道が横断しているが、元々は市内(タハリール)側からの高架道は当駅前が終点であった。その後ヘリオポリス方面に延長されたが、メトロ2号線の駅躯体工事の際にはこの延長部分の橋脚が障害となり難工事となった。また、路面電車であるヘリオポリストラムの駅も現在の位置に移動した。駅の南北、およびインババ方面ホームとは駅構内の地下通路で連絡している。一方、メトロ1、2各線のショハーダ駅入り口は当駅正面の敷地外にあるため、連絡には駅建物を出る必要がある。

事故

2019年2月27日、列車が線路の終点にある障壁に激突して出火した[2]。列車は爆発・炎上し、少なくとも25人が死亡、47人が怪我を負った[3]。原因は運転手が別の列車の運転手と口論になり機関車を離れたためで、運転手不在となった列車は暴走して駅に突っ込み炎上した。

脚注

[ヘルプ]

「Ramses Railway Station」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Ramses Railway Station」の関連用語

Ramses Railway Stationのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Ramses Railway Stationのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラムセス駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS