パーマロイ
ニッケル78.5%、鉄21.5%の組成をもつ合金はパーマロイと呼ばれ、従来のケイ素鋼に比べ、透磁率性を飛躍的に高めた材料として有名である。パーマロイの高透磁率性は、1916年にG.W.Elmenがパーマロイ熱処理C1000℃焼きなましに引きつづき、600℃加熱後急冷する熱処理)によって得られることを発見し、その後の超高透磁率材料開発の端緒となった。その磁気特性(高透磁率性と極小磁気ヒステリシス)を利用し、磁気記録メディアの磁気ヘッド、オーディオヘッドや磁気シールド材などに用いられる。
パーマロイ
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