Permanent Fishとは? わかりやすく解説

Permanent Fish

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 12:15 UTC 版)

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Permanent Fish
出身地 日本 兵庫県神戸市
ジャンル アカペラ
活動期間 2005年 - 2019年
事務所 ファンタジア
公式サイト [1]
メンバー
  • Shunsuke(コーラス・リードボーカル)
  • Tosea(コーラス・リードボーカル)
  • Takeshi(コーラス・リードボーカル・ベース・パーカッション)
  • Kikuri(コーラス・リードボーカル)
  • Kouhei(ベース)

Permanent Fish(パーマネントフィッシュ)は、神戸を拠点に活動したアカペラグループである。2005年6月19日結成、2019年4月30日解散。所属事務所はファンタジア。

概要

KAZZの呼びかけに応え、学生ア・カペラの精鋭Tosea、Takeshi、Takaakiと東京で活動していたShunsukeが集結。神戸のライブバー「UP&ALL」で4人組として結成された。グループ名は「声の海を、どこまでも泳ぎ続ける魚たち」を意味する。声で奏でる音楽であるア・カペラを軸に、AOR中心の洋楽、邦楽のカヴァー、オリジナル、韓国語の楽曲など、幅広いレパートリーをもつ。「神戸から世界へ」を合言葉に、日本ではインディーズに身を置いていたが、ア・カペラのムーブメントをアジアへ広めようと、2008年4月、韓国でメジャーデビューを果たした。2009年11月、大韓民国文化芸能大賞外国芸能人賞を受賞[1]。ファンクラブはBlue Lagoon。毎週木曜日、神戸ハーバーランドにある神戸煉瓦倉庫K-waveにてライブを開いていた。

2011年6月、Takaakiが卒業。2012年3月、KikuriとKouheiが加入したのち、6年弱の期間を6人組として活動した。2017年12月、KAZZが卒業し、2018年からは5人で活動した。

2019年1月16日に同年4月30日をもって解散することを発表し[2]、解散前日にラストライブを開催し翌日解散した。

メンバー

Shunsuke(しゅんすけ)(1984年9月1日- 茨城県出身)コーラス&リードボーカル。

東京でボーカルを学んでいたが、KAZZにその実力を見いだされ加入を決意。パワフルな歌唱力の持ち主で、熱く激しいシャウト系のサウンドを得意とする一方、ラブバラードも切々と歌い上げ、動物の鳴き声や楽器の音も巧みに再現。6人の中で最も長身。

Tosea(とっしー)(1982年11月10日- 岐阜県出身)コーラス&リードボーカル。

名古屋の学生サークルに所属。ボーカルユニット「Antique Notes」を経てメンバーに。曲の間にオリジナルの一人芝居や寸劇を披露し、イラストも得意とする。「僕」と「私」、どちらにも自然になりきり、甘くせつないラブソングを歌い上げる。妻はクラシックピアニスト長富彩

Takeshi(たけし)(1982年5月14日- 岡山県出身)コーラス&リードボーカル&ベース&パーカッション。

高校時代「ぽち」の一員として「ハモネプリーグ」1位に輝く。関西大学ア・カペラサークル「Brooklyn 304」を経てPermanent Fishに加入した。6人中、最も低い音域を担当する。AORを主体とする洋楽に強く、楽曲のアレンジも数多く手がける。

Kikuri(きくり)(1990年1月8日- 千葉県出身)コーラス&リードボーカル。

2012年3月、新に加入。毒舌キャラ。独自の世界観をもち、これまでのPermanent Fishにはなかった雰囲気のオリジナル曲なども作成、披露している。

Kouhei(こうへい)(1989年4月28日- 東京都出身)ベース。

2012年3月に加入。大阪芸術大学卒。メンバーからも愛される弟的な、いじられキャラ。

卒業メンバー

Takaaki(たかあき)(1982年12月15日- 兵庫県出身)ベース。

学生時代は立命館大学のア・カペラサークル「Song-genics」に所属。日本最大級のアカペライベント、関西アカペラジャンボリーで、No.1ベーシストと呼ばれた実力派。加入当時のメンバーの中で最も韓国語が得意で、現地のステージでは流暢にMCを担当した。常にランニングを欠かさず、神戸市民マラソンにも出場。2011年6月脱退。

KAZZ(かず)(1972年8月7日-兵庫県出身)ボイスパーカッション。

20歳でアカペラに出逢って以来、神戸を拠点に活動。リーダーを務めた。2017年12月脱退。

出演

  • パーマネントフィッシュのぎょぎょぎょラジオ[3](2010年4月 -、Kiss FM KOBE
  • Star King(2010年11月21日、 韓国SBSテレビ
  • ミュージックヘッズ Presents LIVE H.E.A.D.S(207年10月、ラジオ関西)
  • Permanent Fish のHappy HumpDay![4](2018年4月 -、ラジオ関西)
  • レギュラーライブ(毎週木曜、2006年9月 - 神戸CASHBOX、2017年2月 - 神戸煉瓦倉庫 K-wave)

ライブ・ツアーなど

公演年 タイトル 日程・会場
備考
2007年 新年会ツアー2007~猪突猛進~
3月、韓国にて3日間公演
Permanent Fish LIVE Tour~effective〜
LIVE Tour~Fantastic~
12月、韓国にて4日間公演
2008年 Valentine Live Tour 2008
スカイフェスタ松茂2008 9月27日 徳島県月見ヶ丘海浜公園 Baby Booと共演
Permanent Fish Live'08 1回目の公演は「〜Atlantic Ocean~」2回目は「~Pacific Ocean~」と副題がつけられている。
THE RESPECT ACAPPELLERS~ア・カペラ偉人館
2009年 GIVE & GIVE~‘PRECIOUS’ from KOBE、to KOBE~ 4月5日 そごう劇場(大阪)
2010年 Permanent Fish結成5周年記念パーティー 6月19日 RAVIMANA KOBE
2013年 韓国にて3日間公演 4月14日 DIAMANT CONVENTION HALL(韓国)

4月15日 Hotel Aqua Plalace 宴会場(韓国)

4月15日 GongGan uoollim(韓国)

Permanent Fish LIVE~a try of spring~ 4月23日 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
2014年 Permanent Fish 9th Anniversary Tour~voyage to 10~
2015年 Permanent Fish 10th Anniversary TOUR
2016年 Dreamin’KOBE~震災復興支援チャリティーコンサート~[5] 1月27日 新神戸オリエンタル劇場
Permanent Fish Spring TOUR2016 結成11周年を祝したツアー。
Permanent Fish Summer TOUR2016”スプラッシュ”
Music Flag in Kakogawa vol.30 9月25日 加古川ウェルネスパーク アラベスクホール
Permanent Fish Winter TOUR1016
2017年 Permanent Fish Spring TOUR2017~葉を揺らす緑のように~
SDD TALK&LIVE@淡路SA 9月9日 淡路サービスエリア 特設ステージ
Permanent Fish Winter TOUR2017~ガブっといくぜ!!カピバラ・ハードボイルド~
2018年 Permanent Fish 永遠に泳ぎ続ける魚-KAZZ卒業コンサート- 1月21日 新神戸オリエンタル劇場
KAJa!2018 5月12日 天王寺公園エントランス広場「てんしば」 相川七瀬とコラボライブを行った。
2019年 Permanent Fishラストツアー~一万枚の五線譜~
Permanent Fish ラストコンサート~ありがとう~ 4月29日 神戸文化ホール ラストライブ

経歴

  • 2005年6月19日 神戸のライブバー「UP&ALL」にて結成。
  • 2008年
    • 4月 ファン70人を引き連れ、韓国ツアーを敢行。
    • 6月 韓国にて世界男性モデル大会ゲスト出演。
  • 2009年
    • 11月30日 第17回大韓民国芸能芸術大賞 外国アーティスト賞受賞。
  • 2010年
    • 2月 そごう神戸店バレンタイン企画・御影高杉コラボ商品「歌チョコ」(CD付チョコ)発売。
    バレンタインSPライブにてBaby Booと神戸で初共演。
    • 3月28日 梅田スカイビル空中庭園展望台メインサポーターに就任。
  • 2011年
    • 6月 Takaakiが卒業。
  • 2012年
    • 3月 KikuriとKouheiが加入して合計6人組となる。
    • 4月 さくらFMFMたんごにて『スイスイスイッチ入れちゃうラジオ』スタート。
    • 8月 「Wonder Blue」がサンテレビにて毎週土曜日正午から放送の『週末ココいこっ!おっ!サンなび』テーマ曲に選ばれる。
  • 2013年
    • 神戸と韓国にて「君がシャララ」「グデガシャララ」のPV撮影を行なう。
  • 2014年
    • 1月 ラジオ関西にて「CRK MUSIC H.E.A.D.S. ANNEX Permanent Fish・浜本愛里のはーまもんとフィッシュ」放送開始。
  • 4月 ラジオ関西のレギュラーラジオが「CRK MUSIC H.E.A.D.S. ANNEX Permanent Fishの深夜に大漁旗!BING BING BING!!」へリニューアル
    • 4月 神戸市立須磨海浜水族園オフィシャルパートナーに前年に引き続き就任。
  • 2015年
    • 4月 ラジオ関西にてレギュラーラジオ「Permanent Fishのアカペラの時間」放送開始。(毎週月曜23:30~24:00放送中)
    • オリジナル曲「君がシャララ」がKCN京都で放送中の番組「Myけいはんな」にてOPとEDに起用される。
    • 「君がシャララ」が映画「たこ焼きの詩」の主題歌に起用される。映画にはPermanent Fishメンバーも出演した。
  • 2016年
    • 1月 レギュラーラジオ「CRKミュージックヘッズ」放送開始(ラジオ関西)。(毎週水曜22:00~23:30放送中)
  • 2017年
    • 3月 Toseaが書いた顔ハメパネルが、神戸市立須磨海浜水族園にて設置開始[6]
    • 7月 バンドー神戸青少年科学館にてプラネタリウムとアカペラのコラボコンサートを開催。
    • 7月 豊岡市指定文化財 出石永楽館にてアカペラコンサート開催。
    • 12月31日 神戸市立須磨海浜水族園にてカウントダウンイベントに出演。KAZZグループ卒業。
  • 2018年
    • 8月17日 Album「ONE」が販売開始2か月半で1000枚の売り上げを達成。
  • 2019年
    • 1月16日 同年4月30日をもって解散することを発表した[2]
    • 4月29日 神戸文化ホールにてラストライブ『Permanent Fish ラストコンサート~ありがとう~』を開催。
    • 4月30日 解散。

ディスコグラフィ

  • 2006年
    • 4月14日 1st mini album「Home」
    • 9月6日 cover mini album「City Blue」
    • 12月3日 1st maxi single「あなたに聞いてほしいこと」
  • 2007年
    • 5月10日 2nd mini album「Love Category」
    • 9月20日 3rd mini album「Effective」
  • 2008年
    • 3月14日 2nd maxi single「小さな僕の愛しかた」
    • 4月30日 韓国デビュー アルバム「Premium K」
  • 2009年
    • 2月25日 フルアルバム「GIVE&GIVE」
    • 8月16日 韓国2ndアルバム「crossing」
  • 2010年
    • 3月3日 コラボレーションMaxi Single「世界中の素敵なもの全部」
    • 4月28日 アルバム「reply→」
    • 9月22日 「ジブリ・アカペラスタイル」
    • 10月21日 ベストアルバム「Paramount Fish」
  • 2011年
    • 11月19日 mini album「Share with...」
  • 2012年
    • 8月4日 Maxi Single「Wonder Blue」
    • 12月 mini album「humming」
  • 2013年
    • 3月 韓国Single「グデガシャララ」
  • 2014年
    • 6月 mini album 「voyage」
  • 2015年
    • 9月 Album 「この出逢いのため」
  • 2017年
    • 11月 single「カピバラ・ハードボイルド」
  • 2018年
    • 6月 Album「ONE」

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 男性アカペラグループ『Permanent Fish ラストコンサート~ありがとう~』” (日本語). Kiss PRESS(キッスプレス) | Kiss FM KOBEが発信する地域情報サイト. 2019年2月5日閲覧。
  2. ^ a b 皆様に大切なお知らせがございます。 Permanent Fish パーマネントフィッシュ オフィシャルウェブサイト”. www.fantasia-kobe.jp. 2019年1月21日閲覧。
  3. ^ スマスイ presents Permanent Fishのぎょぎょぎょラジオ” (日本語). スマスイ presents Permanent Fishのぎょぎょぎょラジオ. 2019年2月1日閲覧。
  4. ^ Permanent FishのHappy Hump Day! | ラジオ関西 JOCR 558KHz” (日本語). 2019年2月1日閲覧。
  5. ^ Permanent Fishプロデュース「Dreamin’KOBE~震災復興支援チャリティーコンサート~」” (日本語). ワタナベフラワー. 2019年2月1日閲覧。
  6. ^ 須磨海浜水族園にオリジナル顔ハメパネルが登場│Mamma Ridea マンマリデア” (日本語). kohamama.com. 2019年2月1日閲覧。

外部リンク





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