PONOS RACINGとは? わかりやすく解説

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PONOS RACING

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/08 10:48 UTC 版)

PONOS RACING
国籍 日本
本拠地 日本静岡県駿東郡
創設者 辻子依旦
チーム代表 小河原宏一
活動期間 2023年 -
カテゴリ SUPER GT
FIA-F4選手権
FRJ
SROジャパンカップ
公式サイト https://www.ponos-racing.jp/
2025年のSUPER GT (GT300)
エントリー名 PONOS RACING
レーサー ケイ・コッツォリーノ
リロウ・ワドゥ
マシン 45.PONOS FERRARI 296
タイヤ ダンロップ
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PONOS RACING(ポノス・レーシング)は、PONOS代表の辻子依旦が設立したレーシングチームである[1]

2025年は、PONOS RACINGのエントラント名で、SUPER GT(GT300)、SROジャパンカップ鈴鹿1000kmFIA-F4選手権フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップに参戦する。

略歴

2024年 SUPER GT参戦車両

2023年5月23日、フォーミュラ1に参戦する『ウィリアムズF1』や、『TOM'S』、『ROOKIE Racing』等にスポンサードしてきたPONOSは、新たに独自のチームであるPONOS RACING(ポノス・レーシング)を発足させモーターレーシング事業を開始すると発表した。FIA-F4選手権フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)という2つの国内フォーミュラシリーズに挑むことがアナウンスされた。

2023年のル・マン24時間レース英語版ではケッセル・レーシングの枠を借り、LM-GTE Amクラスにフェラーリ・488 GTE Evoで参戦、代表である辻子とケイ・コッツォリーノ横溝直輝の3名で参戦、総合順位38位(クラス9位)の順位を収めた。

2024年からはSUPER GTにエントラントとして新規参戦。フェラーリ・296 GT3を使用し、フェラーリでの参戦豊富なコッツォリーノに加え、女性初のフェラーリファクトリードライバーのリロウ・ワドゥの二人を起用。メンテナンスはGAINERが担当し、タイヤはミシュランを使用する[2]。カーナンバーは「45」で、斜め45度の考え方をするという意味が込められている[3]

第6戦SUGO300kmレースでは2位になりチーム初の表彰台を獲得、ワドゥはSUPER GT史上初の女性ドライバーの表彰台獲得となった(全日本GT選手権時代を含めると1995年開幕戦鈴鹿300kmレースで2位表彰台を獲得した岡野谷純以来となる[4])。ドライバーズランキング12位、チームランキング11位となった。

2025年はタイヤをミシュランからダンロップへと変更、ドライバーラインナップは前年同様としていたが開幕寸前の4月8日、双方合意の上でワドゥとの契約解除を発表。後任には篠原拓朗が起用された[5]

フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップでは、TOM'Sの協力を得て参戦。SUPER GT参戦初年度はGAINERの協力を得て参戦していたが、シーズン中盤より富士スピードウェイ近くにCARGUY Racingが使用してきたファクトリーに自社ファクトリーを設立、参戦している[6]

戦績

SUPER GT

使用車両 ドライバー クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 順位 ポイント
2024年 フェラーリ・296 GT3 ケイ・コッツォリーノ
リロウ・ワドゥ
GT300 OKA
11
FSW
9
SUZ
6
FSW
11
SUZ
22
SUG
2
AUT
24
MOT
15
11位 44
2025年 ケイ・コッツォリーノ
篠原拓朗
GT300 OKA
FSW
SEP
FSW
SUZ
SUG
AUT
MOT

鈴鹿1000kmレース

チーム 車両 タイヤ クラス No. ドライバー 周回数 総合順位 クラス順位
2025年 PONOS RACING フェラーリ・296 GT3 P Pro Am 45 辻子依旦
ケイ・コッツォリーノ
山﨑裕介

脚注

出典

外部リンク




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