オフ‐バランス【off-balance】
オフバランス
事業運営に活用している資産・負債でありながらも、貸借対照表(バランスシート)に計上されないことを意味する。会計上のリスクが存在する取引を貸借対照表(バランスシート)の外に出すことで、企業価値を高めることができる。貸借対照表(バランスシート)から資産・負債を消す(オフにする)ことで、外部からの評価(格付け)を高め、借入・金利負担を軽減し、資産利益率(ROA)を向上させる効果がある。
オフバランス取引の典型例はリース取引があるが、会計基準の国際化の流れにあわせてリース資産も資産計上されることとなっている。このほか、SPCを悪用した連結外しなども表面化したことから、会計基準が厳格化されオフバランス取引は縮小されていく傾向にある。
非上場会社にあっては、法人税法に準拠した会計処理が蔓延しているため、ほとんどの企業で退職給付債務や未払賞与などが貸借対照表に計上されていない(オフバランス)。これらは簿外債務となっているため、非上場会社を買収する際には注意が必要である。
簡便的な基準によって貸借対照表の補正を行うには、日本公認会計士協会と日本税理士会連合会などが共同して公表した「中小企業向けの会計基準」が参考になる。
非・バランス
(Off-Balance から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 09:08 UTC 版)
非・バランス | |
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監督 | 冨樫森 |
脚本 | 風間志織 |
原作 | 魚住直子 |
製作 | 長谷川憲 小松茂明 藤峰貞利 |
出演者 | 派谷恵美 小日向文世 柏原収史 |
音楽 | 川崎真弘 |
撮影 | 柴崎幸三 |
編集 | 川島章正 |
配給 | メディアボックス / 日本ビクター |
公開 | ![]() |
上映時間 | 100分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
『非・バランス』は、1996年に第36回講談社児童文学新人賞を受賞した魚住直子の小説、およびそれを基にした2001年の日本映画である。
ストーリー
「一つ、友達は作らない、一つ、クールに生きていく。」をモットーとする中学2年生の少女・チアキ。全ては、小学校の時にかつての親友・ユカリから虐められたからだった。ところが夏休みを目前に控えたある日、チアキは願いを叶えてくれると噂されている緑のおばさんと勘違いして声をかけたオカマの菊ちゃんと知り合ったことから、彼と仲良くなり、チアキの閉鎖的な心を少しずつ解きほぐしていく。しかし、そんな矢先、何故か菊ちゃんは元気をなくしてしまい、チアキは、そんな菊ちゃんを励まそうと奮闘する。
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キャスト
- チアキ:派谷恵美
- 菊ちゃん:小日向文世
- ミズエ:はたのゆう
- ユカリ:中村桃花
- ヒース:柏原収史
- ユリちゃん:とまと
- 担任教師:土屋久美子
- ビデオ屋店員:水上竜士
- ミズエの母:梅沢昌代
- マサヨシ:羽場裕一
- マサヨシの妻:速水典子
- チアキの母:原田美枝子
- ヤクザ:森羅万象、山地健仁
- ローン会社の男:中田顕史郎
- 小学校先生:鈴木貢也
- スナハラ:奥田綾乃
- ミナモト:伊藤夕紀
- 中学校先生:金野倫明
- 監視員:白鳥英一
- アパートの住人:田原英也、庄子匠、小倉かずの
- マサヨシの子供:森葉月
- 海辺の親子:木下彰子、木下佳苗、木下実咲
- 中学校の生徒:川田愛美、大沼佑加子、半沢明日香、伊沢淑
- ユカリの友人:須田千絵美、加川千純
製作
企画はサンダンス・カンパニーの古澤利夫(藤崎貞利)[1](詳細は『それから』を参照)。平山秀幸の助監督をやっていた冨樫森が監督に抜擢された[2]。メディアボックスと日本ビクターが製作費を折半し[2]、興行は東京テアトルが持つミニシアターで上映された[2]。製作費が少なく、撮影は35mmフィルムではなく、スーパー16で撮影されている[2]。
撮影
宮城県仙台市ほか[2]。 仙台七夕や仙台の商店街などで撮影した場所が多々ある。
脚注
外部リンク
- 非・バランス - 日本映画データベース
- 非・バランス CINEMA TOPICS ONLINE(日本語)
- エキサイト映画特集
- 非・バランス - allcinema
- 非・バランス - KINENOTE
- 非・バランス - IMDb(英語)
「Off Balance」の例文・使い方・用例・文例
- PO は Post Office の略です.
- Off-Balanceのページへのリンク