Native copperとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Native copperの意味・解説 

自然銅

(Native copper から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/11 06:46 UTC 版)

 > 自然銅
自然銅
分類 元素鉱物
化学式 Cu
結晶系 等軸晶系
へき開 なし
モース硬度 2.5 - 3
光沢 金属光沢
銅赤色
条痕 銅赤色
比重 8.9
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
テンプレートを表示

自然銅(しぜんどう、native copper[1]、copper[2])は、鉱物元素鉱物)の一種。化学組成は Cu。結晶系等軸晶系自然金グループに属する。銅の英名copperの語源は、「キプロスの金属」という意味のラテン語 aes Cyprium で、それが縮められて Cyprium となり、後に訛って cuprum となった。

塊状、樹枝状などの集合体で産することが多いが、八面体などの結晶形を呈する場合もある。表面は変化しやすい。は人類によってはじめて用いられた金属である。アメリカ・ミシガン州のスペリオル湖南岸のキーウィーノー半島には、世界最大の自然銅の濃集体がある。この地で一つの重さ420トンの塊が出た。そのほかの産地としては、アリゾナ州のビスビー、ボリビアのコロコロ、ロシアのウラル山地、イギリスのコーンウォール、オーストラリアのブロークンヒルマウントアイザ、ドイツのラインランドファルツなどがある。[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 文部省編 『学術用語集 採鉱ヤ金学編』日本鉱業会、1954年。全国書誌番号:54001659 
  2. ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年。 ISBN 4-8181-8401-2 
  3. ^ ロナルド・ルイス・ボネウィッツ著、青木正博訳『ROCK and GEM 岩石と宝石の大図鑑』誠文堂新光社 2007年 112ページ

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Native copper」の関連用語

Native copperのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Native copperのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの自然銅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS