NAMD
(NAnoscale Molecular Dynamics program から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/16 01:54 UTC 版)
開発元 | Theoretical and Computational Biophysics Group (TCB) and the Parallel Programming Laboratory (PPL) |
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最新版 | 2.10 / 2014年8月 |
対応OS | クロスプラットフォーム |
対応言語 | C++ |
ライセンス | プロプライエタリ・ソフトウェア |
公式サイト | ks.uiuc.edu/Research/namd |
NAMD (NAnoscale Molecular Dynamics program)[1]は、フリーウェアの分子動力学シミュレーションパッケージの一つである。Charm++並列プログラミングモデルを用いて書かれ、並列効率の高さで知られており、大規模な系(数百万の原子)をシミュレートするためにしばしば使われている[2]。NAMDはイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のTheoretical and Computational Biophysics Group (TCB) とParallel Programming Laboratory (PPL) との共同研究によって開発されている。
NAMDは1995年にNelsonらによって、可視化コードであるVMDとの連携によってインタラクティブなシミュレーションを可能にする並列分子動力学コードとして導入された。NAMDは、多くの機能を追加し、数千のプロセッサにスケーリングされ、成熟している。2014年10月現在の最新安定版は2.10である。
非商用利用する個人、学術機関、社内ビジネス目的の企業は、コンパイル済みのバイナリとソースコードの両方が無償で入手可能である。
脚注
関連項目
- VMD
- Charm++
外部リンク
- NAMDのページへのリンク