NAMBUギター工房tupliとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > NAMBUギター工房tupliの意味・解説 

NAMBUギター工房tupli

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 02:21 UTC 版)

NAMBUギター工房tupli
Tupli guitars
本社所在地 日本
989-0841
宮城県刈田郡蔵王町小村崎後原7
設立 2008年
業種 その他製造
外部リンク https://tupliguitar.com/
テンプレートを表示

NAMBUギター工房tupli(なんぶギターこうぼうテュプリ、:Tupli guitars)とは、宮城県刈田郡蔵王町にある、ギターを製造する楽器メーカーである。2008年創業。

概要

ギター職人・南部暁生が本格的なハンドメイド・ギター作りを目指し創業。南部はフェルナンデス・ギターエンジニアスクールでギターづくりを学び、アストリアスギター製造株式会社に勤務していた[1]が、同社でのギターづくりは分業制で、携わるのは工程の一部であったことから、「ものを作ることの自分の価値観として、初めから終わりまで関わりたかった」と独立を決意した[2]

クラシックギターフォークギターなど、主にスチール弦のギターを、全て蔵王町の工房でハンドメイドで製造し、販売している[3]。ギター製作の全工程を南部が行うため、大量生産はされておらず、生産数は年6 - 7本程度である(2018年時点)[4]。カスタムギターの製造のほか、ギターの点検や修理といったメンテナンス業務も行なっている。

tupliという名前の由来について、南部は「アイヌ文様が昔から好きで、アイヌ文化への興味から言葉を調べていた時に[チュプリ] がアイヌ語で「日の出」「夜明け」だということを知り、「暁[注釈 1]」との関連もありこの言葉が気に入った私は、アイヌ文化への敬意を込めてブランド名にしたいと考えた。その際、語感と見た目から tupli と書いて [テュプリ] と変換することにした」[1]と述べている。

宮城県内の楽器店とのコラボレーションにより、製品の展示[5]や点検会・カスタムオーダー相談会[6]も実施している。

沿革

  • 2008年 - 南部が5年半勤めたアストリアスギター製造を退社、宮城県蔵王町に工房を構え設立[1]

主な使用者

脚注

注釈

  1. ^ 南部の名前に含まれる字。

出典

  1. ^ a b c profile”. 2021年3月19日閲覧。
  2. ^ ギター職人/南部 暁生さん”. 蔵王と町と暮しの移住定住のウェブサイト. 2021年3月19日閲覧。
  3. ^ NAMBUギター工房tupli”. 2021年3月19日閲覧。
  4. ^ a b c “技術で生む 心地よい音色”. 朝日新聞. (2018年10月4日). http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW20181004070480001.html 2021年3月19日閲覧。 
  5. ^ 島村楽器仙台ロフト店 仙台店移転記念!宮城県蔵王町のtupliギターを展示!”. 2021年3月19日閲覧。
  6. ^ 島村楽器仙台ロフト店 【イベント】tupliギターカスタムオーダー相談会が開催決定!”. 2021年3月19日閲覧。
  7. ^ ユーザーの声”. 2021年3月19日閲覧。
  8. ^ tupli関連動画”. 2021年3月19日閲覧。
  9. ^ 【連載】HELIXの達人 〜HELIX Masters 第16回 佐藤大剛 〜卓抜の職人マルチ・インストゥルメンタリストを支えるLine 6 Helix Floorの多機能性”. デジマートマガジン (2020年2月21日). 2021年3月19日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  NAMBUギター工房tupliのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NAMBUギター工房tupli」の関連用語

NAMBUギター工房tupliのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NAMBUギター工房tupliのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNAMBUギター工房tupli (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS