『NAMiDA 』(ナミダ)は、KANA-BOON のメジャー4枚目のフルアルバム。2017年 9月27日 、Ki/oon Records より発売された。
概要
前作『Origin 』より1年7ヶ月ぶりのリリース。完全生産限定盤・通常盤の2形態で発売。完全生産限定盤と通常盤の初回仕様には「どうでもいいオマケ015」を封入している。
ジャケット写真には女優の山田杏奈 を起用。
メンバーのコメントは以下の通り。[1]
谷口「とにかく人に聴かせたいアルバムになった。KANA-BOONらしさを取り戻した所もあるし、新しく自分たちの路線を見つけた所もある」
古賀「自分の好きなニュアンスとメンバーの好きなニュアンスは違うので、1本ずつちゃんときれいに録ることをマストでやった」
飯田「メンバーとの会話が増えたのも大事な事だった。今まではなあなあにしていた部分が多かったと思う」
小泉「『KANA-BOONのここがいいな』と思っていた曲の良さを改めて再確認したアルバム。曲全体でいいと思えるものが集まっている」
パッケージ
完全生産限定盤(KSCL-2969・2970)
「ナミダマの特製ハンカチーフ」(シルク製/バンダナサイズ)
CD
どうでもいいオマケ015
通常盤(KSCL-2971)
楽曲解説
ディストラクションビートミュージック
谷口だけはこの曲を1曲目にすることに反対していたが、いざ録音してみると「すごくええ音で録れて、曲の潜在能力が引き出された」ため、1曲目のトラックとなった。[2]
谷口はこれとは別に1曲目に使う為のインスト曲を用意していたが、メンバーに「即却下された」。[3]
涙
谷口曰く「ストレートに失恋を歌った曲。ちゃんと心を整理するには曲にするしかなかった」。[2]
PVにはメンバーは出演しておらず、最後のおまけ映像にのみ登場する。
ラストナンバー
ベースラインは指弾き やスラップ をメインに構成されており、飯田は「ピック では出せないノリだった」と語っている。[2]
それでも僕らは願っているよ
飯田の不倫騒動がきっかけで生まれた曲。谷口曰く「『俺はソングライターとしてまだ終わってない』という事を感じさせてくれた曲」。[2]
収録曲
全作詞/全作曲:谷口鮪、全編曲:KANA-BOON
脚注・出典
KANA-BOON
谷口鮪(Vo.・Gt.) - 古賀隼斗(Gt.・Cho.) - 飯田祐馬(Ba.・Cho.) - 小泉貴裕(Dr.)
シングル
自主制作
1.NEW BAND STAGE
2.雨と夜行列車
3.LOKER ROOM
4.まさにウォーウォーウォー
5.結晶星 (オリジナル版)
6.目をとじて
7.耳をふさいで
8.口をとざして
9.手も足も出ない
10.僕らはいつまで経ってもさ
メジャー
アルバム
参加作品
1.三国ヶ丘FUZZオムニバスCD2012