Mk60キャプター機雷とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 武器・装備 > 兵器 > 対潜兵器 > Mk60キャプター機雷の意味・解説 

Mk60キャプター機雷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 16:46 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

Mk60キャプター機雷アメリカ海軍が装備している魚雷射出型機雷。CAPTORの名称はEncapsulated Torpedo(魚雷収納カプセル)から採られている。

潜水艦用深々度機雷として開発が行われ1979年に制式化、アライアント・テックシステムズにより製造が行われている。

航空機・水上艦・潜水艦により敷設され、敷設後は短係維機雷となる。缶体に当たる部分はMk.46 Mod4短魚雷が発射管に収められており[1]、目標の捜索はパッシブ・ソナーにて行われ、発射諸元はアクティブ捜索により調整される[1]。発射後の魚雷は通常のMk46短魚雷として行動する。

この機雷は海軍武器研究所機雷局により開発されたが、現在は海軍水上戦センターダールグレン局沿岸系部門に移管している。これは沿岸水域での運用性を持たせるためで沿岸機雷(LSM)計画の1つに数えられている。

要目(魚雷の性能についてはMk46 (魚雷)を参照)
  • 全長
航空機・水上艦敷設型…145インチ(368センチメートル
潜水艦敷設型…132インチ(335センチメートル)
  • 直径
21インチ(53センチメートル)
  • 重量
航空機・水上艦敷設型…2370ポンド(1077キログラム
潜水艦敷設型…2056ポンド(935キログラム)
  • 射程
8,000ヤード(7,315.2メートル)
  • 敷設深度
1,200フィート(365.76メートル)〜3000フィート(914メートル、公表値)

関連項目

脚注

  1. ^ a b 軍用機ウエポン・ハンドブック 航空機搭載型ミサイル・爆弾450種解説,青木謙知,イカロス出版,P220-221,2005年,ISBN 4-87149-749-6

参考資料

FASMK 60 Encapsulated Torpedo (CAPTOR)”. 2013年5月10日 (金) 04:08 (UTC)閲覧。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Mk60キャプター機雷」の関連用語

Mk60キャプター機雷のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Mk60キャプター機雷のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのMk60キャプター機雷 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS