Mk10_(魚雷)とは? わかりやすく解説

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Mk10 (魚雷)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/15 04:14 UTC 版)

Mk10
種類 魚雷
運用史
配備期間 1915年-1945年
配備先 アメリカ合衆国
関連戦争・紛争 第二次世界大戦
諸元
重量 1,005キログラム
全長 5メートル
弾体直径 53センチメートル

有効射程 3,200メートル
弾頭 TNT火薬
炸薬量 225キログラム

エンジン ウェットヒーター
蒸気タービン
推進薬 メタノール
速度 36ノット
操舵方式 ジャイロスコープ
発射
プラットフォーム
潜水艦

Mk10アメリカ合衆国で運用された魚雷。E・W・ブリス社とアメリカ海軍魚雷局(Naval Torpedo Station)が開発している。1915年よりアメリカ海軍に配備が開始され、1945年まで用いられている。R級潜水艦S級潜水艦において主兵装として搭載された[1]。対水上艦用の無誘導魚雷であり、アルコール・水併用の蒸気タービン推進であった[2]

この魚雷の後継として、Mk14魚雷が開発されたが、これは問題が多かったため、Mk10は第一次世界大戦のみならず第二次世界大戦の全期間を通じ、潜水艦隊で運用され続けた[3]

参考文献・脚注

  1. ^ "Mk 10 Submarine-Launched Anti-Surface Torpedo"
  2. ^ "NEWPORT AND NAVY TORPEDOES - AN ENDURING LEGACY"
  3. ^ Blair, Clay, Jr. Silent Victory (Philadelphia: Lippincott, 1975).

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