MiG-28 (架空の軍用機)
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MiG-28とは、1986年のアメリカ映画『トップガン』(Top Gun)に登場した、実際には存在しない航空機の形式番号である。
- ^ 中段右側のF-14の他は、機体の塗装とマーキングは劇中に登場した状態とは異なる
- ^ Ray Panko (2012年10月11日). “Northrop F-5A Freedom Fighter (And T-38 Talon), Dissimilar Air Combat Training”. Pearl Harbor Aviation Museum. 2021年2月11日閲覧。
- ^ F-5E/F 戦闘機は撮影に協力したNFWS(アメリカ海軍戦闘機兵器学校)ではMiG-21を想定したアグレッサー機(仮想戦闘訓練機)として用いられている。
- ^ なお、劇中では「ミグ(戦闘機)の想定としてF-5とA-4を使用する(...we will be dealing with F-5's and A4's, as our MiG simulators.)」との台詞があるが、一連の空戦訓練のシーンにはF-5は登場しない。これはF-5が"MiG-28"として登場するため、同じ外形の機体が役柄を変えて登場すると観客が混乱してしまう恐れがあることに配慮したためと思われる。本作にはF-5の他にT-38も登場しているが、地上駐機状態のものが遠景に映るのみで、飛行シーンはない。
- ^ ガルピンはバイザーと酸素マスクで素顔がよく見えないながら、MiG-28のパイロットとしても出演している。
- ^ マイク・コーガン:著、山本光伸:訳 『トップガン』(ISBN 978-4042449010)角川文庫:刊 1986年 ※日本語版
- ^ トム・クルーズ演じるマーヴェリックが情報の誤りを指摘しつつ自らがMiG-28に遭遇した際の状況を説明するシーンが、シャーリーとマーヴェリックの関係性を表す重要なシーンの一つになっている。
- ^ ミサイルの発射シーンは特撮によるものである。
- ^ DVDの特典のオーディオコメンタリーではアドバイザーの海軍関係者により「ミグ戦闘機なら30ミリの機関砲を装備しているはずだが、被弾したF-14の弾孔を見る限り.50口径(12.7mm)程度だ」との指摘がなされていた。
- ^ この発砲炎はポストプロダクションによるもので、実際に空撮時に発砲はされていない。
- ^ イラン・イラク戦争においては、イラク軍がMiG-23ML戦闘機にミラージュF1より移植したパイロンを介してエグゾセ対艦ミサイル1発を搭載できるようにした独自改修機を運用している。
- 1 MiG-28 (架空の軍用機)とは
- 2 MiG-28 (架空の軍用機)の概要
- 3 関連項目
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