MiG-21UPG / MiG-21-93
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「MiG-21 (航空機)」の記事における「MiG-21UPG / MiG-21-93」の解説
ロシアで開発された近代化改修機。R-25-300エンジンを搭載し、1994年に初飛行した。インドに採用されたのち、一時はイエメン共和国、ブルガリア、クロアチアなどにも採用される可能性があるとされていた。高性能の小型レーダーであるコピヨー21l(槍)を搭載し、これによりR-73やR-77のような空対空ミサイルのほか、Kh-31などの空対地ミサイルが搭載可能となり、戦闘能力が大幅に向上したとされている。また、ESW-21レーダー警報受信機、チャフ・フレア・ディスペンサ、リングレーザージャイロ式の慣性航法装置の搭載などの改良が行われている。しかし、エンジンはMiG-21bisのままであるためその欠点はそのまま受け継いでいる。
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