ラクシャドウィープとは? わかりやすく解説

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ラクシャドウィープ

(Lakshadweep から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 13:14 UTC 版)

ラクシャドウィープの位置
地図

ラクシャドウィープヒンディー語: लक्षद्वीपマラヤーラム語: ലക്ഷദ്വീപ്ディベヒ語: ލަކްޝަދީބު‎、英語: Lakshadweep)は、アラビア海[1]またはインド洋に浮かぶインド連邦直轄地

ラッカディヴ諸島(ラッカディヴしょとう)とも呼ばれる[2]こともあるが、この語は狭義には北緯10-11度に点在する島々のことをいい[3]、ラクシャドウィープを構成する3つの諸島・島のひとつである。

「ラクシャドウィープ」とはサンスクリットで「十万(洛叉)の島」を意味する語に由来する[4]。 1956年以来インドの連邦直轄地を構成している[5]

地理

面積32.69km2で36のサンゴ礁の島列からなる[6]

ラクシャドウィープは、北から南にかけて以下の3つの部分から構成される[4][1]

人口

人口は64,473人(2011年)。中心地はカバラティ[7]

27の主な島のうち人が住む島は10島に限られ、住民は南インドマラバール海岸スリランカから移住したイスラム教徒の住民が多い[8]。言語はマラヤーラム語の方言を話す[4]

南端のミニコイ島の住民のみはモルディヴのディベヒ語の一種であるマーリ語を話す[4]

経済

主な経済はコプラの栽培と漁業が中心。美しいサンゴ礁は観光地となっており、マリンスポーツが楽しめる。

出典

  1. ^ a b ラクシャドウィープ諸島 日本大百科全書 コトバンク
  2. ^ 木村靖二岸本美緒小松久男、『詳説世界史 改訂版 世B310』山川出版社、裏見返し参照
  3. ^ 貞方昇「ラッカディヴ諸島(カンナノール諸島)」『世界地名大事典 アジア・オセアニア・極II』朝倉書店、2017年、2159頁。ISBN 9784254168921 
  4. ^ a b c d 貞方昇「ラクシャドウィープ連邦直轄地」『世界地名大事典 アジア・オセアニア・極II』朝倉書店、2017年、2147頁。 ISBN 9784254168921 
  5. ^ 『[新版]南アジアを知る事典』平凡社、2012年、828頁。 ISBN 9784582126457 
  6. ^ About Lakshadweep, Union Territory Administration of Lakshadweep, https://lakshadweep.gov.in/ 
  7. ^ カバラッティ”. インド政府観光局. 2023年5月15日閲覧。
  8. ^ ラクシャドウィープ諸島 デジタル大辞泉 コトバンク

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