ケプラー19cとは? わかりやすく解説

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ケプラー19c

(Kepler-19c から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/17 08:35 UTC 版)

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ケプラー19c[1]
太陽系外惑星 太陽系外惑星の一覧

ケプラー19c(右)とケプラー19(中央やや左)の想像図。ケプラー19の手前にある黒い点はケプラー19b
主星
恒星 ケプラー19
星座 こと座
赤経 (α)  19h 21m 41s
赤緯 (δ) +37° 51′ 6.44″
視等級 (mV) 11.898
距離 ~6900 ly
(~2119 pc)
スペクトル分類 G7V
質量 (m) 0.93±0.04 M
半径 (r) 0.85±0.018 R
温度 (T) 5541±60 K
金属量 [Fe/H] -0.13±0.06
年齢 1.9±1.7 Gyr
軌道要素
周期 (P) <160 d
物理的性質
質量 (m) <6 MJ
発見
発見日 2011
発見者
発見方法 トランジットタイミング偏移法
観測場所 ケプラー宇宙望遠鏡
現況 公表
他の名称
GSC 03134-01549c,2MASS J19214099+3751064c

ケプラー19c(英語:Kepler-19c)とは地球からこと座約6900光年にある太陽に非常によく似た恒星ケプラー19公転している2つの太陽系外惑星の内のひとつである。

発見

元々、ケプラー19系にはケプラー19bという太陽系外惑星が見つかっていた。この惑星は地球の2倍の半径を持ち、恒星からわずか1300万kmの距離を9日と7時間で公転している。ケプラー19bは発見当初、単独の惑星とされていたが、その後の観測によってケプラー19bの公転周期が5分ほど変動していることが分かった。これはケプラー19bのそばにもう1つ、惑星が存在する事を示唆していた。このことによりケプラー19cが発見された[2]

物理的特徴

ケプラー19cは今まで直接観測(トランジットも含む)された事がない為、物理的特徴はほとんど明らかになっていない。ケプラー19bの公転周期の変動から質量木星の6倍未満、公転周期は160日未満とされている[1]。詳細については、公転周期5日の岩石惑星や公転周期100日のガス惑星など様々な憶測が立っている[2]

関連項目

参考文献




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