海上保安大学校
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海上保安大学校(かいじょうほあんだいがっこう、英語: Japan Coast Guard Academy)は、広島県呉市若葉町5-1に本部を置く、国土交通省所管の省庁大学校。大学校の略称は海保大または保大[2][1](英略:JCGA)。海上保安庁の将来の幹部職員[3](幹部海上保安官[4])の養成を目的に設置されている同庁の施設等機関であり、諸外国において沿岸警備学校に相当する教育機関である。設置根拠は国土交通省組織令[5]第255条。
- ^ a b c d e f g 海上保安庁の教育システム,立花敬忠,海上保安庁のすべて,海人社,世界の艦船2009年11月号増刊,P158-163,JANコード 4910056041192
- ^ 内部では主に「保大」と呼称される。
- ^ 「海上保安庁幹部職員一覧」に記載される、本庁室長級以上の職員。
- ^ 校長挨拶[リンク切れ](2008年4月)
- ^ a b “国土交通省組織令(平成12年政令第255号)第255条”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2020年1月5日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ “海上保安庁法(昭和23年法律第28号)第33条の2”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2017年4月1日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ “海上保安大学校の名称、位置及び内部組織に関する庁令(昭和36年海上保安庁令第2号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2017年4月1日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ 年齢や経歴に応じて待遇を考慮しているが、初任科などの教育期間が修了した者については、三等海上保安正として現場に赴任する。
- ^ “人事院規則8-18(採用試験)(平成23年人事院規則8-18)第3条第16号 海上保安大学校学生採用試験”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2020年1月1日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ 小泉総理の動き-海上保安大学校卒業式に出席- 平成18年3月26日
- ^ “岸田文雄内閣総理大臣等の海上保安大学校卒業式ご出席について”. 海上保安庁. 2024年5月10日閲覧。
- ^ 組織 海上保安大学校、2023年3月13日閲覧。
- ^ 国際海洋政策研究センター - 施設紹介海上保安大学校
- ^ Maritime Safety and Security Policy Program(海上保安政策プログラム)政策研究大学院大学(GRIPS)
- ^ “JAPAN COAST GUARD”. 海上保安庁. 2024年4月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 海上保安大学校 Academy Guidebook 2022年版 海上保安大学校、2023年3月13日閲覧。
- ^ “JAPAN COAST GUARD 2024”. 海上保安庁. 2024年4月20日閲覧。
- ^ 大学ニュース(平成23年度)研修科国際業務課程開講式 海上保安大学校サイト
- ^ 昭和60年より、第一級陸上無線技術士試験の「無線工学の基礎」の科目が免除されている時代も存在した。
- ^ “海上保安⼤学校(初任科)”. 海上保安庁総務部教育訓練管理官付試験募集係. 2024年4月28日閲覧。
- ^ 本科学生とは異なり、採用者の研修を目的とした「海上保安官採用試験」の為、入校後は「学生」ではなく、直ちに「研修生」として一等海上保安士に任用される。
- ^ 四級海技士(航海又は機関)の筆記試験が免除される。
- ^ “船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則の一部を改正する省令案について”. 海事局海技課. 2024年4月23日閲覧。
- ^ ただし、本科学生が校長に任命されるのに対し、特修科修了生は各管区海上保安本部長が修了式までに、三等海上保安正に任命される。
- ^ “海上保安官になるには 海上保安学校”. 海上保安庁総務部教育訓練管理官付試験募集係. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “目指せ! 海上保安官 海上保安大学校”. 海上保安庁. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “先輩の声 船艇職員(機関)”. 海上保安庁総務部教育訓練管理官付試験募集係. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “海上保安大学校の教育と訓練”. 日本船舶海洋工学会. 2024年4月23日閲覧。
- ^ 奥薗淳二「<研究ノート>海上保安大学校におけるIPE実践」『京都大学生涯教育フィールド研究』第3巻、京都大学大学院教育学研究科生涯教育学講座生涯教育フィールド研究編集委員会、2015年3月、75-81頁、CRID 1050282810784963072、hdl:2433/196183、ISSN 2187-7475、2024年5月13日閲覧。
- ^ 実務経験を3年以上有する、年齢45歳以下の職員。
- ^ “海上保安政策プログラム”. 国立大学法人政策研究大学院大学. 2024年4月20日閲覧閲覧。
- ^ “海上保安政策プログラム(修士課程)の発足”. OPRI 海洋政策研究所. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “実習生乗せ遠洋航海へ 海保大学校「こじま」最後の出港”. 読売新聞オンライン. 2024年4月23日閲覧。
- ^ “遠泳訓練(7月)”. 海上保安庁. 2024年5月10日閲覧。
- ^ “1学年及び初任科 端艇とう漕巡航を終えて”. 海上保安大学校. 2024年5月10日閲覧。
- ^ “よくある質問 海上保安大学校(初任科)”. 海上保安庁総務部教育訓練管理官付試験募集係. 2024年4月20日閲覧。
- ^ 呉市の日鉄「若葉クラブ」、海保大に売却 売却額は非公表 2023年3月13日、中国新聞、2023年3月13日閲覧。
- ^ 敷地内(1998年以前は、沿岸警備隊予備員訓練所)に、大卒者を対象とした士官候補生学校(幹部候補生学校に相当)が設置されている。 初任科と同様、現役士官の短期養成が図られているが、修業期間が17週間と6軍の中でも最長である。
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