誘導結合プラズマ発光分析
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/20 01:36 UTC 版)
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誘導結合プラズマ発光分析(ゆうどうけつごうプラズマはっこうぶんせき、英: Inductively coupled plasma atomic emission spectroscopy(ICP-AES)または英: Inductively coupled plasma optical emission spectrometry(ICP-OES))は、誘導結合プラズマを励起源として用いた発光分光法。ppbからppmレベルの微量な金属の検出に用いられる[1]。
発光の波長(エネルギー)は、元素によって異なるので、分析したい元素特有の発光を測定することで元素分析をすることができる。
構成
試料導入部・プラズマ部
トーチ(三重管構造の石英ガラス管) の周りに巻いた誘導コイルに高周波(ラジオ波、RF)を与えて誘導結合プラズマを作る。プラズマとなるガスとして、アルゴンが一般的に用いられる。トーチに流したアルゴンガスは、アーク放電で点火される。
ペリスタルティックポンプによってネブライザーに導入された水溶液や有機溶媒は霧(エアロゾル)となり、スプレーチャンバーによって分別された細かな霧のみがプラズマの中に導入される。エアロゾルとなった溶液サンプルは、アルゴンプラズマの中性原子・電子・イオンに衝突し、原子化・イオン化される。
プラズマによって励起された中性原子やイオンは、発光することで励起エネルギーを放出し、基底状態に遷移する。中性原子の発光線は「I」、イオンの発光線は「II」と表記されることが多い。
分光器・検出器
発光の分光・検出方式の違いによって、大別できる。
測定方向
ICP発光では、プラズマを見る方向の違いにって2種類の測定がある。
干渉
ICP発光では以下のような干渉により、正確な分析ができないことがある。
脚注
出典
- 1 2 3 4 伊藤彰英『機器分析』講談社、2020年2月6日。ISBN 978-4-06-156807-5。
- ↑ “ICP 発光分光分析装置(ICP-OES)の基礎と原理(第二部)”. アジレント・テクノロジー. 2026年6月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 誘導結合プラズマ発光分析のページへのリンク