GracenoteCDDBとは? わかりやすく解説

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Gracenote

(GracenoteCDDB から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/11 09:38 UTC 版)

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Gracenote, Inc.(グレースノート)は、オーディオCDの内容に関する情報によるデータベースを認可・保守する商用サービスを運営する企業である。日本法人はグレースノート株式会社Gracenote K.K.)。前身はCDDB Inc.でありCDDBの商標・権利を保有する。

Apple iTunes Storeなどの音楽配信サービスや、ソニーパイオニアアルパインなどの自動車・家電製品、SamsungSony Ericssonなどの携帯音楽アプリケーションに技術を提供している。Gracenoteパートナー・プログラムに参加している企業は約3,000社(2010年9月現在)を超えている[1]。CDを再生することのできる多くのソフトウェアは、GracenoteのCDDB機能を利用している。

またGracenoteの有する技術の一つが自動コンテンツ認識 (ACR) である。スマートテレビ上でユーザーがどのようなコンテンツを視聴しているか、リアルタイムでデータ収集する仕組みである[2]

本社はアメリカ合衆国カリフォルニア州エメリービルにある。2008年4月22日、ソニーのアメリカ子会社(ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ)が約2億6000万ドルで買収を発表[3]、同年6月2日に買収を完了した。ソニーの完全子会社となった後も、同社の事業はソニーからは独立して行われている。

2013年12月23日トリビューン・カンパニーに売却を合意した[4]

2017年1月、ニールセン・ホールディングスに売却された[5]

脚注

  1. ^ [1]
  2. ^ ニールセン、Gracenote Smart TVの視聴率データを活用した初のパーソンレベルTV DMPを発表”. Nielsen (2017年10月). 2024年12月11日閲覧。
  3. ^ ソニー、Gracenote買収を正式発表 - ITmedia News 2008年4月24日
  4. ^ “米ソニー、映像/音楽メタデータの「Gracenote」を売却”. (2013年12月24日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/628759.html 2020年1月19日閲覧。 
  5. ^ “ニールセンがグレースノートを買収。映像/音楽メタデータが行動分析に活用”. (2016年12月21日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1036297.html 2020年1月19日閲覧。 

関連項目

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