蛍光励起効果
【英】:fluorescence excitation effect
特性X線の分光分析において、分析の対象となる元素(目的元素)から放出される特性X線のほかに、目的元素以外の元素から放出されるX線が目的元素によって吸収され、特性X線を励起する効果。試料が厚くなると(測定元素により違いがあるが、ほぼ数10nm以上)、定量測定の際、この効果が無視できなくなるので、検出したX線の強度を補正する必要がある。吸収効果よりは重要でない。
蛍光励起効果
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