Enterprise Objects フレームワーク (EOF)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 22:34 UTC 版)
「WebObjects」の記事における「Enterprise Objects フレームワーク (EOF)」の解説
Enterprise Objects(エンタープライズオブジェクツ)フレームワークは、関係データベースとオブジェクト(Enterprise Object、エンタープライズオブジェクト、略してEOと呼ばれることが多い)をマッピングする。必要に応じてSQL文を生成するため、データベースの問い合わせから保存までオブジェクトを通して操作することができる。 EOFの大きな特徴はデータ構造としての関係データベースをマッピングするだけでなく、DBMSとしての機能(トランザクション管理、同時実行制御、整合性など)を備えている点にある。特にトランザクション管理を行うオブジェクト (EOEditingContext)が中心となり、多くのデータベース操作はこのオブジェクトを通して行われる。データベース操作後はオブジェクトとデータベースが同期され、SQL文も随時生成されるので、データベースを特別に意識しなくてもプログラミングすることができる。
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