Ed25519とは? わかりやすく解説

Ed25519

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 03:58 UTC 版)

エドワーズ曲線デジタル署名アルゴリズム」の記事における「Ed25519」の解説

Ed25519は、エドワーズ曲線デジタル署名実装一つであり、ハッシュ関数としてSHA-512SHA-2)を使い曲線としてCurve25519用いている。各パラメータ以下の通りq = 2 25519 {\displaystyle q=2^{255}-19} E ( F q ) {\displaystyle E(\mathbb {F} _{q})} はツイステッドエドワーズ曲線英語版) − x 2 + y 2 = 1 − 121665 121666 x 2 y 2 , {\displaystyle -x^{2}+y^{2}=1-{\frac {121665}{121666}}x^{2}y^{2},} ℓ = 2 252 + 27742317777372353535851937790883648493 {\displaystyle \ell =2^{252}+27742317777372353535851937790883648493} および c = 3 {\displaystyle c=3} B {\displaystyle B} は E ( F q ) {\displaystyle E(\mathbb {F} _{q})} 上の点のうち、 y {\displaystyle y} 座標4 / 5 {\displaystyle 4/5} であり x {\displaystyle x} 座標が正である点。ただし、"正"とは、点を符号化したビット列について次のように定義される:"正":座標偶数最下位ビットが0) "負":座標奇数最下位ビットが1) H {\displaystyle H} は SHA-512。したがって b = 256 {\displaystyle b=256} である。 曲線 E ( F q ) {\displaystyle E(\mathbb {F} _{q})} は、Curve25519として知られているモンゴメリ楕円曲線英語版)と双有理同値である。具体的な同値は x = − 486664 u / v , y = ( u − 1 ) / ( u + 1 ) {\displaystyle x={\sqrt {-486664}}u/v,\quad y=(u-1)/(u+1)} で与えられる

※この「Ed25519」の解説は、「エドワーズ曲線デジタル署名アルゴリズム」の解説の一部です。
「Ed25519」を含む「エドワーズ曲線デジタル署名アルゴリズム」の記事については、「エドワーズ曲線デジタル署名アルゴリズム」の概要を参照ください。

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