EasyWine の基本的な使い方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 05:40 UTC 版)
「EasyWine」の記事における「EasyWine の基本的な使い方」の解説
アプリケーションを単体で実行した場合は『Wine エクスプローラ』が起動するようになっているのでそこから実行ファイルを選択するか、Finder から実行ファイルを EasyWine で開くようにすればよい。Wine エクスプローラを使わせようとするのは作者的に「これが一番 Wine と Windows のファイルシステムを理解するのに向いているから」という意図がある。 EasyWine では Wine を呼び出すスクリプトに対して下記のように環境変数を設定している。Wine では 64-bit と 32-bit の WINEPREFIX は共存出来ないため別名のディレクトリに構築されるようになっている。32-bit の WINEPREFIX から 64-bit の WINEPREFIX に Windows アプリケーションを移行する場合は単にファイルをコピーするか、Windows アプリケーションを再インストールする必要がある。32-bit のままで使用したい場合は後述の『32-bit 専用モードでの起動方法』を参照。 ~/Library/Caches 以下のディレクトリは不要ファイル削除系のアプリを使うと削除されるため WINEPREFIX の損失に注意しなければならない。これは Wine が不要になった際にユーザが WINEPREFIX や Mono、Gecko といったファイルをまとめて削除しやすいようにするための措置である。また、一般的な WINEPREFIX である ~/.wine を使用していない理由はコマンドラインユーザのための措置である。 EasyWine で設定される環境変数環境変数値WINEARCH 64-bit: win6432-bit: win32 WINEDEBUG -all WINEPREFIX 64-bit: ~/Library/Caches/Wine/prefixes/default6432-bit: ~/Library/Caches/Wine/prefixes/default XDG_CACHE_HOME ~/Library/Caches/Wine XDG_CONFIG_HOME ${WINEPREFIX} XDG_DATA_HOME ${WINEPREFIX}
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