DIT
別名:ディレクトリ情報ツリー
DITとは、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)を使用したディレクトリサービスにおけるデータの格納構造のことである。
一般に、ディレクトリサービスはネットワーク上のリソースを一元管理するための手法を指している。LDAPでは、ディレクトリサービスをツリー構造によって階層的に管理している。各ディレクトリは、ひとつのエントリとして情報を格納したり他のエントリのコンテナとしてそれぞれ情報を保有している。各エントリは「cn」や「ou」などの要素によって識別され、それぞれの固有性を保っている。これらの識別子は「DN」(Distinguished Name)と呼ばれている。
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