ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼとは? わかりやすく解説

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ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ

(Diphosphomevalonate decarboxylase から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/01 06:11 UTC 版)

ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ
識別子
EC番号 4.1.1.33
CAS登録番号 9024-66-2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA英語版 BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

ジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼ(Diphosphomevalonate decarboxylase、EC 4.1.1.33)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + (R)-5-ジホスホメバロン酸ADP + リン酸 + イソペンテニル二リン酸 + 二酸化炭素

従って、この酵素の2つの基質はATPと(R)-5-ジホスホメバロン酸、4つの生成物はADPリン酸イソペンテニル二リン酸二酸化炭素である。

この酵素は、リアーゼ、特にカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、ATP:(R)-5-ジホスホメバロン酸 カルボキシリアーゼである。その他よく用いられる名前に、pyrophosphomevalonate decarboxylase、mevalonate-5-pyrophosphate decarboxylase、pyrophosphomevalonic acid decarboxylase、5-pyrophosphomevalonate decarboxylase、mevalonate 5-diphosphate decarboxylase、ATP:(R)-5-diphosphomevalonate carboxy-lyase (dehydrating)等がある。

この酵素は、ステロイドの生合成に関与する。

構造

2007年末時点で、この酵素の4つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1FI42HK22HK32HKEである。

出典

  • Bloch K, Chaykin S, Phillips AH and de Waard A (1959). “Mevalonic acid pyrophosphate and isopentenyl pyrophosphate”. J. Biol. Chem. 234: 2595–2604. 



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