DV(でぃーぶぃ)
夫や恋人など親密な男性から受ける暴力のことをドメスティック・バイオレンスと言う。殴る、ける、といった身体的暴力のほか「誰に食わせてもらってるんだ」などの精神的暴力がある。さらに、性交渉を強要する性的暴力もDVに該当する。
日常的にDVが行われていても、経済的な事情などから女性は我慢しつづける、ということだ。実際、東京都の調査では、妻の33%、約3人に1人が夫に殴られた経験があると答えている。
中には、妻が大ケガをして初めて、DVが行われていたことが分るケースがある。家庭の内情は外から見えず、そのため周囲もDVに気づかない。これが問題をさらに深刻にしている。
また警察に訴えても「夫婦ゲンカ」と見なされることがある。民事不介入のため、なかなか傷害事件として扱われない。
(2000.08.13更新)
Weblioに収録されているすべての辞書からDVを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からDVを検索
- >> 「DV」を含む用語の索引
- DVのページへのリンク