DHR2ドメイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 08:02 UTC 版)
「グアニンヌクレオチド交換因子」の記事における「DHR2ドメイン」の解説
DHR2ドメインは、RhoGEFのうちのDOCKファミリーの触媒ドメインである。DOCKファミリーはDblファミリーとは別のグループであり、DHドメインとは構造的にも配列的にも関連性はない。これまでに11のDOCKファミリーのメンバーが同定されており、RacとCdc42に対する活性によってサブファミリーに分類されている。DOCKファミリーのメンバーは、細胞遊走、形態形成そして食作用に関与している。DHR2ドメインは約400アミノ酸から構成される。これらのタンパク質は、もう一つの保存された領域であるDHR1ドメインを持っており、これは約250アミノ酸から構成される。DHR1ドメインはいくつかのGEFにおいて膜局在に関与することが示されている。
※この「DHR2ドメイン」の解説は、「グアニンヌクレオチド交換因子」の解説の一部です。
「DHR2ドメイン」を含む「グアニンヌクレオチド交換因子」の記事については、「グアニンヌクレオチド交換因子」の概要を参照ください。
- DHR2ドメインのページへのリンク