Crank'n Power
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/30 07:43 UTC 版)
Crank'n Power(クランキンパワー)はアメリカのBROWNINGが製造する釣り竿である。
概要
SILAFLEXというEグラス素材を用いたクランキングロッドシリーズで、アメリカのバスプロ、デビッド・フリッツのシグネチャーモデルとして発売された。
また、当時デビッド・フリッツはBROWNINGの他にPOE、LEWなどともスポンサー契約をしており同じモデル(厳密にはグリップなどが異なる)がPOEやLEWからも発売された。
当時、アメリカでは、クランキングロッドとして、オールスターのGT2、G.loomisのEXTREME PREMIER、LCIのCrankerシリーズなどのグラスコンポジットが流行していた。
そんな中、オールグラスで低弾性Eグラスを用いたCrank'n PowerとPOE社のウッドクランクでデビット・フリッツは数々のトーナメントを優勝し、1991年にはGolden BendのAOYに輝いた。
これによりアメリカのトーナメントで再びオールグラスロッドが見直されることとなった。
一方日本では、グラスコンポジットの使用感に違和感を持っていた田辺哲男が使用するようになった。田辺はPOEとスポンサー契約を結んでおり、当時勤務していたティファでPOE製品を輸入していた関係もあり、1992年にPOEモデルが販売されるようになった。その後、このロッドをベースにロードランナーのバキュームシリーズが開発された。
また、デビッドフリッツがBROWNINGからAmerican Rodsmithに移籍し、2002年にSignature Series David Fritts Cranking Seriesを発売する。また、バス・プロ・ショップスも2004年にアメリカ・カナダ地域におけるBrowningの商標権を買い取り、その後、これらのロッドを再現したBrowning Silaflex Rodsを発売した。
ラインナップ
型番の最初のxにはBROWNINGのリテール品には5、POEモデルにはP、LEWモデルにはCが入る。また括弧内は1999年以降にLew'sブランドで発売された品名である。
- x129601 (LCR60M)
- 6フィートのライトパワーのロッド。シャッド、トップウォーターやミノーのリッピング向け。
- x129602
- 6フィートのミディアムパワーのロッド。シャロークランク、スピナーベイト、トップウォーター向け。
- x129651 (LCR66M)
- 6フィート6インチのミディアムパワーのロッド。
- x129652
- 6フィート6インチのミディアムヘビーパワーのロッド。ディープクランク、スピナーベイト、バイブレーション向け。
- x129701 (LCR70M)
- 7フィートのミディアムパワーのロッド。
- x129702
- 7フィートのミディアムヘビーパワーのロッド。ディープクランクのニーリング向け。
関連項目
「Crank'n Power」の例文・使い方・用例・文例
- 開会の辞:Dotty Powers(議長)が午後6 時30 分に会議を開始し、新会計係のClaire Hudsonを紹介した。
- さまざまな事業:Powersさんは、センターの青少年バスケットボールプログラムがBrookville Inquirer の記事内で最近、賞賛されたと知らせた。
- 会議は、Powersさんによって午後7時30分に一時休会とされた。
- 技術部のPhil Powersが、先週後半に異動の辞令を受け、来月末にDunkirk工場へ転勤することになりました。
- Phil Powersの異動を担当した。
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