AZT/3TC
コンビビル
【概要】 グラクソ・スミスクライン社が製造するAZT300mgと3TC150mgを1錠にした合剤の商品名。錠剤数が減った(8カプセル→2錠)。必ず他剤、例えば非核酸系逆転写酵素阻害剤やプロテアーゼ阻害剤などと組み合わせる。薬価は1958.5円。
【用法・用量】 1回1錠、1日2回服用する。食事の影響はない。
【副作用】 AZTと3TCの副作用をそのまま受け継いでいる。
【注意】 本剤はB型肝炎ウイルス(HBV)の抑制にも効果がある。従って本剤を含んだ抗HIV治療を開始する前に、HBVの重感染がないか調べておく必要がある。HIVに耐性となって本剤を中止するとき、抑制されていたHBVがリバウンドして肝障害を強める恐れがあるからである。
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