塩素(Cl2)
常温では緑黄色の気体で特有の強い刺激臭をもち,水にわずかに溶解します(20℃で水の約2.2倍)。容易に液化できるボンベまたは特殊タンクに入れて取り扱われ,化学,製薬,金属精錬,製紙,漂白等の工場のほか,上下水道での消毒等にも広く用いられています。大気汚染防止法の有害物質(排出基準30mg/Nm3)及び特定物質
塩素
(Cl2 から転送)
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塩素(えんそ、英: chlorine)は原子番号17の元素。元素記号はCl。原子量は35.45。ハロゲン元素のひとつ。
注釈
出典
- ^ Magnetic susceptibility of the elements and inorganic compounds (PDF) (2004年3月24日時点のアーカイブ), in Handbook of Chemistry and Physics 81st edition, CRC press.
- ^ Robert T. Baldwin (1927). “History of the chlorine industry”. J. Chem. Educ. 4 (3): 313–319. doi:10.1021/ed004p313.
- ^ 沖 久也「グリフィス講述『化学筆記』について」『化学史研究』第39巻第4号、2012年、13–20頁。
- ^ 宇田川榕菴 (1834). “元素編第二”. 遠西医方名物考補遺. 8
- ^ 日本化学会(編)『化学便覧 基礎編』(改訂4版)丸善、1993年。
- ^ 『化学大辞典』共立出版、1993年。
- ^ 『塩素白書』p10-21
- ^ F.A. コットン、G. ウィルキンソン、中原勝儼(訳)『コットン・ウィルキンソン無機化学』培風館、1987年。
- ^ 経済産業省生産動態統計年報 化学工業統計編
- ^ 容器保安規則 - e-Gov法令検索
- ^ 『塩素白書』p45
- ^ 毒物及び劇物指定令 昭和四十年一月四日 政令第二号 第二条 十七の三
- ^ 塩素ガス漏れ住民バタバタ 東大阪約百人が入院『朝日新聞』1976年(昭和51年)3月26日夕刊、3版、11面
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