chrony
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/17 10:26 UTC 版)
| 開発元 | Richard Curnow[1] |
|---|---|
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 |
C言語 |
| 対応OS | Unix系 |
| サポート状況 | サポート中 |
| 種別 | 時刻同期 |
| ライセンス | GNU GPL v2 |
| 公式サイト | chrony-project |
chronyは、Network Time Protocol (NTP) の実装である。NTPのリファレンス実装であるntpdを置き換える自由かつオープンソースなソフトウェアである。Unix系オペレーティングシステム (LinuxとmacOSを含む) で動作し、GNU GPL v2の下で公開されている[2]。Red Hat Enterprise Linux 8とSUSE Linux Enterprise Server 15ではデフォルトのNTPクライアント及びサーバーであり[3][4]、多くのLinuxディストリビューションで利用可能である[5][6][7]。
リファレンス実装との比較
NTPsecとは異なり、chronyは完全に新規に実装された[1]。ネットワークの接続が断続的な場合 (ノートパソコンなど) や、ネットワークが混雑している場合などの困難な状況でも時刻を同期できるように設計されている[1]。ntpdとは異なり、ハードウェアタイムスタンプによるシステムクロックの同期に対応しており、LAN上のマシン間の時刻同期の精度が向上する[2]。また、手動入力による同期にも対応しており、孤立したネットワークでも時刻を修正することができる[2]。
脚注
- 1 2 3 Linux Foundation (2017年9月28日). “CII Audit Identifies Most Secure NTP Implementation”. Linux Foundation. 2018年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月8日閲覧。
- 1 2 3 “Comparison of NTP implementations”. chrony-project.org. 2019年10月8日閲覧。
- ↑ “Red Hat Enterprise Linux 8 基本的なシステム設定 15.1.3 chrony への移行”. Red Hat, Inc.. 2024年9月8日閲覧。
- ↑ “SLES 15 SP5 管理ガイド 38.NTPによる時刻の同期”. SUSE. 2024年9月8日閲覧。
- ↑ “chrony”. Debian. 2019年10月8日閲覧。
- ↑ “chrony”. Fedora Packages. 2019年10月8日閲覧。
- ↑ “net-misc/chrony”. Gentoo Packages. 2019年10月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
chrony
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「Network Time Protocol」の記事における「chrony」の解説
chronyは、Red Hatのディストリビューションにデフォルトで搭載されており、ubuntuのリポジトリでも利用可能である。chronyは、不安定でスリープモードになったり、インターネットに断続的に接続したりするような一般的なコンピュータを対象としている。また、より不安定な環境である仮想マシン用にも設計されている。リソース消費量(コスト)が少ないのが特徴で、NTPだけでなく、Precision Time Protocol(PTP)にも対応している。主なコンポーネントは、コンピュータの起動時に実行されるデーモンであるchronydと、その設定のためのコマンドラインインターフェースであるchronycの2つである。 chronycは非常に安全で、数件の事故があっただけだが、その利点は、不必要な複雑さを避けるためにゼロから書かれたコードの汎用性にある。 chronyはGNU General Public License version 2で利用可能である。1997年にRichard Curnowによって作成され、現在はMiroslav Lichvarによってメンテナンスされている。
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