CGV新村アートレオン
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CGV新村アートレオン | |
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各種表記 | |
ハングル: | CGV신촌아트레온 |
発音: | シージーブイシンチョンアートレオン |
英語表記: | Cgv Sinchon Artreon |
『CGV新村アートレオン』(シージーブイシンチョンアートレオン)は、ソウル特別市西大門区新村路(昌川洞)にあるシネマコンプレックスを中心とした韓国の複合商業施設。
概要
1956年に新英(シニョン)劇場が現地に開館したのが始まりで、2003年に現在のようなシネマコンプレックスを軸とした地下3階・地上14階建ての複合商業施設「新村アートレオン」を開業する。2004年から2012年までソウル国際女性映画祭を開催するなど[1][2]、新村 (ソウル特別市)最大の複合生活文化空間として文化芸術イベントを発信してきた。2010年代に入ると、周辺に進出した大手シネコンチェーンに押され観客が減少。2013年に、韓国の大手シネコン「CJ CGV」の傘下に入り、『CGV新村アートレオン』とリニューアルして現在に至っている[3][4]。
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新村アートレオン(2006年)
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新村アートレオン(2006年)
WANDERLOCH HALL
『YES24 WANDERLOCH HALL』(イエス24ワンダーロックホール、ハングル表記:예스24 원더로크홀)は、CGV新村アートレオンの地下3階にあるコンサートホール[5]。CJ CGVと韓国の音楽・エンターテインメント会社マウンドメディアが「公演IP活性化のための中継型モデルライブプラットフォーム」に関する業務協約を締結し、地下3階にあった第1スクリーンを改装して2024年3月に開館した[6]。CJ CGVがライブビューイングの経験で培ったノウハウをもとに劇場インフラを提供し、マウンドメディアが子会社の公演企画会社ワンダーロックを通じて公演インフラを提供して両社間の相乗効果を図り、公演文化の拡散、新村の地域活性化につなげるとしている[6]。オンライン書店「YES24」が施設命名権を取得。収容数は、座席376席、スタンディング公演時686人。2024年3月30日、日本のロックバンドアーティスト、FLOWとラックライフによるこけら落とし来韓公演が開催され[6][7]、以降様々な興行に使用されている。
アクセス
- ソウル交通公社2号線「新村駅 (ソウル交通公社)」下車、4番出口より徒歩5分
出典
- ^ 「唯野未歩子「優しいヨン様よりタフな韓国のオバちゃん」」『朝鮮日報』2006年4月11日。2025年3月20日閲覧。
- ^ 「ソウルでことし8映画祭、今月は国際女性映画祭」『聯合ニュース』2009年4月6日。2025年3月20日閲覧。
- ^ 「【NOW!ソウル】新村の老舗映画館、閉館」『中央日報』2013年2月21日。2025年3月20日閲覧。
- ^ 「【NOW!ソウル】新村の話題スポット!」『中央日報』2013年5月30日。2025年3月20日閲覧。
- ^ “공연장 소개”. YES24 WANDERLOCH HALL. 2025年5月17日閲覧。
- ^ a b c “CJ CGV, 마운드미디어와 공연 IP 활성화 위한 MOU 체결”. 여론과뉴스 (2024年4月3日). 2025年3月20日閲覧。
- ^ ラックライフ Official [@lucklife_info] (2024年3月30日). "【Today's live❗️】FLOW兄さんとの2マンライブ、in韓国!"CONNECT" in Korea FLOW x LUCK LIFE 🗓2024/3/30(Sat) 🕔16:20 OPEN/17:00 START 📍YES24 WanderLoch Hall". X(旧Twitter)より2025年3月20日閲覧。
外部リンク
- CGV新村アートレオンのページへのリンク