BREEZE BRASS BANDとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > BREEZE BRASS BANDの意味・解説 

BREEZE BRASS BAND

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/02 03:13 UTC 版)

BREEZE BRASSB BAND は1990年に大阪で産声を上げた、プロフェッショナル金管バンド。

目次

概要

大阪ロイヤルブラスを経て、1990年、トロンボーン奏者・上村和義を常任指揮者として結成された、本格的ブリティッシュスタイルのプロのブラスバンド(英国式ブラスバンド)。

同年7月2日の大阪・いずみホールでのデビューコンサート以来、シリアスな作品をアグレッシブに取り上げる「LIMELIGHT CONCERT」と、ポップな音楽をリッチに聴かせる「A FANTASTIC NIGHT」の2つのシリーズを軸に、年4回の地元での自主コンサートのほか、全国各地への演奏旅行、依頼演奏、クリニック、CD制作など活発な活動を展開。海外の作曲家、指揮者、演奏家などとの交流も盛んで、意欲的なプログラミングや、ブラスの本場から多彩なゲストを招いてのコンサートは、国内の吹奏楽雑誌Band Peaple(現在は廃刊)や、英国のブラスバンド専門誌 British Bandsman 等でも高く評価される。

93年・95年 佼成出版社から「エクスカリバー」(KOCD-2503)および「マーキュリー」(KOCD-2504)をリリース。 共に『レコード芸術』誌の管弦楽部門・準薦盤に選ばれる。

96年10月、ヨーロッパ演奏ツアーを開催。 BBC放送番組「リッスン・トゥー・ザ・バンド」に出演。 ロイヤル・アルバートホールのナショナル・ブラスバンド・チャンピオンシップ、ガラ・コンサートに出演。 ヨーロッパ各地の名門ブラスバンドと共演を果たす。

佼成出版社からクリスマス・アルバム「セインツ」(KOCD-2508)、スクリーン・ミュージック・アルバム「ブロックバスターズ」(KOCD-2509)をリリース。

98年1月、BBC放送「リッスン・トゥー・ザ・バンド」から発売した4枚組コレクションCD「ブラス・スペクタキュラー」に、96年ロンドンで録音したフォーク・フェスティバルが収録される。

1998年、平成10年度「大阪文化祭賞」本賞受賞。

近年はメンバーの入れ替わりもあり、年2回ほどのコンサートを開催している。

歴史

準備中

指揮者

  • 上村和義

ブリーズ・ブラス・バンド 代表 (Kazuyoshi UEMURA, Resident Conductor)

大阪市出身。 13歳よりトロンボーンを始める。 1982年、大阪芸術大学演奏学科卒業。 トロンボーンを呉 信一、伊藤 清の両氏に師事。 大阪シンフォニカーに15年間在籍、95年退団、同オーケストラ団友。 現在、ブリーズ・ブラス・バンド(BBB)常任指揮者。

国内外のアーティストとの共演も多く、BBBライムライト・コンサートやレコーディング・セッションにおいて高い評価を得ている。 96年、BBBヨーロッパ・ツアーではベルナー・オーバーラント、トライツ・エトワール、ウィリアムズ・フェアリー、NSK-RHPランサム、ブラック・ダイク・ミルズの各ブラス・バンドとの共演を指揮。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでBBBを指揮し、英国デビュー。BBC(英国放送協会)番組「リッスン・トゥー・ザ・バンド」に出演し、スイス、フランス、英国各地に反響を巻き起こした。 2000年9月、CWSグラスゴーバンドの招聘により、3大コンテストの1つ、ブリティッシュ・オープン・チャンピオンシップに148年の歴史上初の日本人指揮者として出演し、好評を博した。  このほか、日本各地のスクールバンドの育成や、小中高校での音楽鑑賞会等、ブラス・バンドの普及にも精力的に活躍している。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「BREEZE BRASS BAND」の関連用語

BREEZE BRASS BANDのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



BREEZE BRASS BANDのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのBREEZE BRASS BAND (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS