BDSMプレイ用の猿轡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 01:00 UTC 版)
BDSMプレイのアイテムとしても、猿轡は広くマニアの間で活用される。主に被虐者、それも緊縛されて自由を奪われた状態のパートナーに対し、責め手側の方が自分の考えで嵌めるものとして登場する。使用目的は主に、同時に行う責め行為(鞭打ちや蝋燭責めなど)に際して、プレイの進行を侵害するような悲鳴を上げさせないためであるが、同時に 被虐者の拘束感や屈辱感そのものをさらに高める。 救いや許しを求める被虐者の自由を奪い、その行為そのものを責めとして楽しむ。 口中からもれる声にならない声を聞き、被虐者が本当は何といいたいのか想像して楽しむ。 といった目的や楽しみ方なども存在する。 猿轡に用いる道具は、上述したスカーフ、手拭、玉猿轡(ボールギャグ)などが通例だが、変わったものでは被虐者がそのときに履いていた下着(パンティーなど)を用いる例もある。衛生面の配慮などは要されるが、それまで自分が履いていた下着を用いた猿轡というものは、被虐者の屈辱感を最大級に高める目的としては恰好のアイテムのひとつだといえる。
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